YouTubeアナリティクスとは?効果的に活用する方法も紹介!
目次
YouTubeで多くの視聴者や再生回数を得るには、投稿した動画がどのように視聴されているかを把握する必要があります。動画の分析に有効なツール「YouTubeアナリティクス」の使い方と、動画制作に活用するためのポイントを解説します。
YouTubeアナリティクスの活用方法
投稿した動画の再生回数や視聴状況をデータとして参照すれば、動画のニーズや視聴者層の把握にもつながります。動画視聴の状況や動向を把握するのに有効な一般的なツールが「YouTubeアナリティクス」です。
YouTubeアナリティクスとは?
YouTubeアナリティクスは、YouTubeに投稿した動画の再生や視聴状況の解析ができるツールです。特別な設定は必要なく、無料で利用できます。
YouTubeアナリティクスは、「クリエイターツール」内にある「アナリティクス」から利用できます。YouTubeアナリティクスで確認できるデータは、視聴者の求める動画制作やチャンネル運営にも役立ちますので、上手に活用しましょう。
YouTubeアナリティクスで出来ること
YouTubeアナリティクスでは、動画データとして分析された項目を確認できます。動画作成やチャンネル運営に活用する上で、確認しておきたいのが以下の8項目です。
・再生時間
・視聴者維持率
・ユーザー層
・トラフィックソース
・視聴端末
・コメント数
・シェア数
・終了画面の閲覧
それぞれを詳しく見ていきましょう。
・再生時間の確認
「総再生時間レポート」で動画がどれくらいの時間が視聴されたかを確認できます。動画の総再生時間のほか、動画一回あたりの平均視聴時間も確認可能です。
視聴者がクリックしてすぐに視聴をやめてしまう動画より、長く視聴する動画の方がより魅力的であると言えます。
・視聴者維持率の確認
視聴者維持率とは、視聴者が動画のどのタイミングで離脱したのかを把握するのに役立ちます。YouTubeアナリティクスの視聴者維持率では、その動画の再生時間と何%の視聴者が視聴しつづけているか(視聴者維持率)を折れ線グラフで表しています。
どのポイントで視聴者が離脱したのかが分かるので、特に離脱の多いポイント付近の動画を見直すと、動画の改善点の把握にもつながります。
・ユーザー層の確認
「ユーザー層レポート」で、動画視聴者の性別や年齢層が確認できます。男女またはどの年齢層に視聴されているかがわかるため、意外なターゲット層の発掘にも役立ちます。
さらに人気の年齢や性別を選定し、どの動画が多く視聴されているかも確認できます。ターゲットを絞った動画制作時や、自分の想定したニーズに視聴者層が合致しているかの確認も可能です。
・トラフィックソースの確認
「視聴された動画のトラフィックソース」では、その動画を視聴するために視聴者が使った手段が分かります。関連動画や検索結果といったYouTube内からのリンクで来た場合もあれば、SNSなどの外部リンクで動画にたどり着く視聴者もいます。
トラフィックソースを確認すればYouTube以外の足跡も分かるので、「自分の動画が意外な場所でバズられていた」といった状況も確認できます。
・視聴端末の確認
「デバイスレポート」では、どの端末やOSで視聴されているかが確認できます。PCかスマホか、WindowsかiOSかなど、視聴端末によって視聴状況の把握にもつながります。
・コメント数の確認
「コメントレポート」では、動画にコメントした人の数が確認できます。また、コンテンツ、期間、地域などのフィルタリングでコメント数の抽出も可能です。コメント数は視聴者からの思い入れや反応の速さに関連する「エンゲージメント率」にも関連するため、自分の動画が視聴者からどのように思われているかの指標として利用できます。
・シェア数の確認
「共有レポート」では、動画の共有ボタンが押された回数と実際に共有されたサイト先が確認できます。視聴者がシェアしたいと思った動画か、どのSNSへシェアされたかを知るのに重要なデータとなります。
・終了画面の閲覧確認
「終了画面レポート」では、終了画面が表示された回数である終了画面要素、さらに終了画面要素がクリックされた回数、クリック率が確認できます。終了画面機能を設定している場合は、視聴者に対して効果的な終了画面であるかどうかも分析できます。
YouTubeアナリティクスを確認しより良い動画制作につなげよう
YouTubeアナリティクスの概要と、動画制作とチャンネル運営に役立つ活用方法を紹介しました。視聴者の動向やニーズは常に変化しています。YouTubeアナリティクスはいつでも視聴者の動向が確認できるツールのため、まめに確認をするとより良い動画制作とチャンネル運営、さらに新しい視聴者層の獲得にもつながるでしょう。