「5G」がYouTube市場にもたらす影響とは?

最近よく耳にする「5G」という言葉。
この「5G」によってYouTubeを含む動画業界が盛り上がると言われていますが、実際にYouTube業界や動画マーケティング、YouTuberにはどのような影響があるのでしょうか。

今回の記事では、この「5G」について少し掘り下げて、特にYouTube市場にもたらす影響を中心に書いてみたいと思います。

※「5G」も含め今後のYouTube業界予測をした記事はこちら

2019年のYouTube大胆予測 | YouTube総合情報メディア かむなび

日々、新たな変化が起きているYouTube業界。 2019年はどのような発展を遂げていくのでしょうか。 今回は、「識者による2019年のYouTube大胆予測」をお届けしたいと思います。 私たちはYouTubeのデータを独自に蓄積し、様々な形でYouTube活用の支援を行なっておりますが、その各担当者の知見を総動員し、2019年、YouTubeがどのように変化していくかを予測いたしました。 …

【1】そもそも5Gとは

そもそも「5G」とは何なのか。
これは、携帯電話などの「モバイル通信方式」のひとつであり、「1G」からスタートした同方式の第5世代にあたるものです。

皆さんのスマホの電波のところに「4G」「3G」などの表記がありますね。
現在(2019年4月現在)は「4G」が主流ですが、その次の世代が「5G」というわけです。

朝日新聞の報道(2018/10/3)によると、携帯電話大手3社は5Gの実用化について、2019年にスタートする方針とのことです。
日本でも2019年〜2020年にかけて5Gが普及していきそうです。

【2】5Gで何が変わるのか

では、5Gになることで何が変わるのでしょうか。
これまでの1G〜4Gまでの進化で主に「高速化」に焦点が当たっていました。
通信が速くなるということですね。

しかし今回の5Gはそれだけではありません。
以下の3つの変化が起こると言われています。

①高速大容量
②多接続
③低遅延

簡単に3つを説明します。

①高速大容量

これは、通信がより高速で大容量になるということです。
通信速度は、ユーザーが体感する実効速度で 約100倍にもなると言われています。
「映画1本を10秒でダウンロード」できるかもしれないとのこと。

②多接続

これは「たくさんの機器の同時接続が可能」ということです。
現在の100倍以上の同時多接続が目指されているとのこと。
今後はスマートフォンだけでなく、「IoT」の発展によってより多くの機器が通信をすることになるでしょう。
そうなったときの社会の基盤を支えるのが「5G」になるはずです。

③低遅延

これは通信の遅延が少なくなるということです。
5Gでは、「1000分の1秒」の低遅延が目指されています。
スマホを使うだけならそこまで低遅延にしなくてもいいのですが、
例えば「自動運転」や「遠隔医療」を実現させるうえではこの「低遅延」が非常に重要となってきます。

【3】YouTube市場への影響は

さて、ここまで5Gについて簡単に紹介しましたが、これがYouTube市場にどう影響を与えるのでしょうか。

【3-1】通信制限が緩和する?

5Gを活用した具体的なサービスについてはまだ具体的には決まっておらず、検討段階というものが多いようですが、前項に挙げた①〜③でYouTube市場に影響を与えるのは、まず①「高速大容量」でしょう。
ネットワーク全体の通信容量が上がることにより、各端末についても通信制限の上限がアップ、または通信制限の撤廃が起きる可能性はあります。

これはまだ予想の域を出ないため今後の動向を見守る必要がありますが、「4G」に変わったタイミングでも、スマホでYouTube等の動画を観ることが比較的一般化したという変化がありました。

現状の「4G」では動画の視聴が多くなると通信制限に引っかかる可能性が高いですが、この制限が改善されれば、よりスマホでの動画視聴が普及すると考えられます。
これはYouTubeにとっては追い風となるでしょう。

【3-2】ライブ配信の可能性が拡がる?

①と併せて③「低遅延」についても考えてみると、ライブ配信で今まで実現できなかったような配信が可能になる可能性があります。

例えば試験的に行なわれたものでは、2018年10月に行なわれたソフトバンク社とリコー社の実験があります。

こちらでは、360度映像と音声を配信し、そして受け手の音声もカメラ側に届けることによる双方向のリアルタイムコミュニケーションを実現し、同時にYouTubeでの配信を実施できたとのことです。
ソフトバンク社プレスリリース 2018/11/8
リコー社お知らせ 2018/11/28

【3-3】ゲームストリーミングサービスを後押しする?

Google社は、2019年3月に開催されたGDC(Game Developers Conference)2019において、ゲームプラットフォーム「STADIA(ステイディア)」を発表しました。
これはゲームのストリーミングサービスで、「ゲーム機なし」「ダウンロードなし」で、パソコン、テレビ、タブレット、スマートフォンなど、あらゆるデバイスからゲームがプレイできるというものです。

こういったゲームストリーミングサービスは、「高速大容量」「多接続」「低遅延」という5G環境下で真価を発揮するサービスといえるでしょう。
多人数で遅延なく高品質のゲームをいつでも楽しめる、という時代もすぐに来るかもしれません。

まとめ

まだ5Gの活用方法は手探り状態ですが、今後新たな技術等が開発されていき、YouTubeでの配信の幅も広がっていくでしょう。
今後も5Gの動向を見守っていきたいと思います。

公式アカウントをフォローして最新情報をGET

この記事を書いた人

wada

kamui trackerのマーケター。 かむなびの運営統括もしています。 YouTuberや企業マーケター、YouTubeファンの皆様に楽しんでいただけるメディアにしていくべく奮闘中です。 https://navi.kamuitracker.com/

貴方のYouTubeチャンネルを成長させよう

YouTube上のプロモーションをデータで支援

法人向けサービスお問合せ

このカテゴリの最新WHAT'S NEW

この記事へのコメントCOMMENT