YouTube概要欄の書き方と効果的な活用法

YouTubeで投稿した動画に、説明を添えるのが概要欄です。
この概要欄の文章を適切なものにすることで、チャンネルのパフォーマンスが上がる可能性があります。

今回は概要欄について「基本的なルールと適切な書き方」をご紹介します。

YouTube概要欄とは

YouTubeの概要欄とは、動画再生ページでタイトルの下に表示される文章のことです。
視聴者は動画の再生中や再生後に概要欄を読むことができます。

YouTubeの概要欄を書くことで、以下のような効果があります。

  • YouTube検索から、動画が発見されやすくなる
  • 動画に対する視聴者の理解度や関心を高める
  • チャンネルの他の動画や外部サービスへの導線が作れる

動画がメインコンテンツのYouTubeにおいて概要欄は軽視されがちです。
しかし、目的を定め適切に概要欄を設定することで、動画がより効果的なものとなります。

YouTube概要欄のルール

YouTube概要欄は、最大で2,500文字(半角であれば5,000文字)を書くことができます。

モバイル版では概要欄が基本的に非表示になっており、視聴者がボタンをタップすることで概要欄が読めるという仕様になっています。

一方でPC版では、

  • 冒頭60文字程度は、検索画面に表示される
  • 最初の3行は、デフォルトで動画再生ページで表示される

という仕様になっているため、概要欄の冒頭は他に比べ視聴者の目に入る機会が多くなります。
大事なことは冒頭に書くことを意識しましょう。

概要欄の設定方法

続いて、概要欄を実際に設定する方法を説明します。概要欄の設定方法は2通りあります。

①動画のアップロードに合わせて設定をする

動画をYouTubeに新しくアップロードした際に表示される画面から概要欄を設定することができます。

タイトルの下にある「説明」という部分が、YouTube概要欄の設定欄になります。
ここに書いた文章が、YouTube概要欄にそのまま反映されます。

②YouTube Studioの動画詳細ページから設定する

動画のアップロード後や動画の公開後でも、YouTube Studioから概要欄の設定や変更ができます。

タイトルの下、「説明」の部分が、YouTube概要欄を設定する場所です。
このように後から設定も可能ですので、動画をアップロードする時に無理に設定する必要はありません。

③「デフォルト設定」を使う

毎回の動画投稿時に、概要欄を一から作成するのは労力がかかります。
各動画に共通して載せたい文章があれば、「アップロード動画のデフォルト設定」という機能を使うと便利です。
YouTubeStudioの左のタブにある「設定」からこの機能に進むことができます。

新しい動画を投稿した際に、ここで設定した文章が自動で概要欄に入ります。
デフォルト設定は概要欄以外にもいろいろあります。動画投稿時の手間が省けますので、活用することをお勧めします。

YouTube概要欄の書き方

YouTube Creator Academy(ユーチューブクリエイターアカデミー)では、概要欄を書く上で以下の3点が大事だと言われています。

  • 検索されやすい概要欄を書く
  • 概要欄を最大限利用する
  • 視聴者の役に立つ説明を書く

この3点を念頭に置いた上で、YouTube概要欄の書き方を説明していきます。

具体的な流れとしては

  1. 動画のキーワードを決める
  2. キーワードを意識して動画の説明を書く
  3. ハッシュタグを設定する
  4. 目的に応じたリンクを入れる
  5. タイムリンクとチャプター機能を活用する

となります。順番に見ていきましょう。

動画のキーワードを決める

まずは検索されやすい概要欄を書くために、キーワードを決めましょう。
そのキーワードで検索された時に自分の動画が上位に表示されることで、再生回数の増加が見込めます。

検索結果に載るかは、概要欄だけでなく動画の内容やタイトルなどからも判断されます。そのため動画の内容に関連したキーワードを設定する必要があります。
キーワードの数は1つか2つで大丈夫です。多くしすぎることで検索結果に掲載されにくくなることもあります。

動画の説明を書く

キーワードを決定したら、そのキーワードを用いて動画を説明しましょう。
概要欄でキーワードを自然に用いることで動画が検索エンジンに認識され、検索結果に出やすくなります。

キーワードはなるべく概要欄の冒頭に書きます。概要欄の冒頭は概要欄を開いた際に視聴者が最初に見る場所であり、見られる回数が一番多い場所だからです。

また視聴者にとってわかりやすく、読みたくなるような文章を書くことも大事です。
概要欄をセクションに分けて内容を整理したり改行や空白を使って視覚的にすっきりさせたりすることで、文章を読みやすくする工夫をしましょう。

ハッシュタグをつける

概要欄に半角の「#」を語頭にして単語を書くことで、ハッシュタグをつけることができます。
このハッシュタグも検索結果に動画を表示させるのに役立ちます。

一般的に、ハッシュタグは概要欄の一番下の目立たない位置に書かれます。15個までハッシュタグは設定でき、最初の3つはタイトル下に別枠で表示されます。
最初の3つのハッシュタグは視聴者が動画の内容を理解するサポートになるため、注意して設定をしましょう。

目的に応じたリンクを入れる

概要欄には様々なリンクを貼ることができ、これによって視聴者の動画視聴後の行動を誘導することができます。
どのようなリンクがあるか見ていきましょう。

①チャンネル登録リンク
チャンネル登録画面に遷移するリンクです。
概要欄を読んだ視聴者に、チャンネル登録を訴求することができます。

<チャンネル登録リンクの作り方>
http://www.youtube.com/channel/<チャンネルID>?sub_confirmation=1

自分のチャンネルページのURLで、http://www.youtube.com/channel/の後ろに続く文字列がチャンネルIDです。
それを上記のURLに入れれば、チャンネル登録リンクが簡単に作れます。

②関連動画やおすすめ動画のリンク
概要欄には、別の動画のリンクを載せることも出来ます。

  • 動画に関係する別の動画
  • 情報を補足できる動画
  • 面白いから絶対見てほしいおすすめの動画

これらを興味を引くコメントを添えて概要欄に載せることで、視聴者を次の動画に誘導することができます。

しかし、闇雲に動画のリンクを載せても期待した効果は得ることができません。
視聴者が動画を見たあとの興味、関心を予測し、適切な動画のリンクを載せましょう。

③外部リンク
動画の視聴者を、試聴後にYouTube外部へと誘導することも概要欄から可能です。
視聴者が動画を見てる間や見終わったあとの興味、関心を想定し、適した外部リンクを概要欄に載せましょう。

YouTubeを利用する目的は様々ですが、企業のYouTubeチャンネルであれば、視聴者を最終的に自社のサイトやサービスにつなげる目的があるでしょう。
「動画→概要欄→外部サイト」の流れを構築することで、その目的に対しYouTubeチャンネルがより効果的に働きます。

また、YouTuberが企業とのタイアップ動画(企業案件の動画)を出すときには、概要欄に企業から指定された文言を入れることがほとんどです。
その文言は、「提供」などタイアップであることを示す文言と企業名(またはブランド名)、タイアップした商品や企業のURLなどで構成されます。
これにはステマを防ぐと同時に、タイアップ動画で紹介した商品のURLに誘導する狙いがあります。

タイムリンクとチャプター

全て半角で1:23のように打つと、動画中の該当時間のシーンまで飛ばせるタイムリンクを作ることができます。
さらにいくつかのルールを守り、概要欄にタイムリンクを並べることで、動画をチャプター(章)に区切ることができます。

0:00 チャプター1
1:23 チャプター2
2:46 チャプター3
このように「0:00から始める」「タイムリンクとスペースを開けてタイトル」の2つのルールを守れば、チャプターを分けられます。


チャプター分けが反映されると上の画像の様に再生バーが分割され、視聴者はチャプターごとにスキップができるようになります。

特に長い動画などでは、視聴者が求める情報や、面白いシーンまでの素早い導線を作ることで、視聴者の満足度を高めることができます。

以上の構成が、基本の概要欄の書き方になります。
紹介した書き方に沿って効果的な概要欄を作成してみてください。

YouTube概要欄の成功事例

YouTube概要欄の基本が理解できましたら、応用編として、人気YouTuberたちがどのように概要欄を活用しているかをご紹介します。

事例①:北欧、暮らしの道具店

このチャンネルは、生活用品やファッション雑貨のECサイトを運営する会社によって制作されているチャンネルです。
自社の商品が登場するドラマをメインで投稿しており、チャンネル登録者は30万人を突破しています。

このチャンネルの概要欄には、ドラマをみて商品の購入意欲が高まったユーザーをすぐに購入ページに案内できるように、ECサイトのリンクが載せてあります。

さらにドラマそのものに関心を持った視聴者に向けて、ドラマのあらすじや出演者の情報なども概要欄に載せています。
視聴者の関心に対し適切な情報を載せることで視聴者が概要欄を開く確率が上がり、本来の目的であるECサイトへの遷移もより効果的にできます。

事例②:料理研究家リュウジのバズレシピ

時短、簡単なレシピで人気の料理研究家、リュウジさんの料理チャンネルです。

このチャンネルの概要欄には、視聴者にとって一番必要で見逃してしまいがちな材料一覧が書かれています。
レシピについてしっかり知りたい視聴者が、概要欄から適切な情報を得られるように工夫がなされています。

わかりやすく情報を伝えることで掴んだファンを、他のSNSや書籍の購入につなげられるように外部リンクも載せてあります。

事例③:東海オンエア

押しも押されぬトップYouTuberの東海オンエア。
ファンレターの送り先やタイアップの連絡先、メンバーのSNSなどの基本情報が纏まっている概要欄です。

このチャンネルの概要欄は動画を編集したメンバーが自由に書いていて、その文章は視聴者にとても好評です。
その人気ぶりは概要欄だけをまとめた書籍「東海オンエアの動画が6.4倍楽しくなる本」が発売されるほどです。

このように概要欄は、動画とはまた別の形で視聴者に楽しみを与えることもできます。
毎回開くのが楽しみになるような概要欄が書ければ、概要欄への仕掛けも最大の効果を発揮するでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

YouTubeの概要欄は、書くのがおざなりになってしまったり、毎回同じ文章に終始してしまったりと手を抜かれがちな部分です。
再生回数などの動画のパフォーマンスに対する効果が見えづらいのが大きな要因だと考えられます。

しかし、YouTubeチャンネルはファンをつけることが非常に大事です。
その目線で考えると、概要欄は視聴者に対し適切な情報を与えることができる場所であり、ファンをつけるのに非常に効果的です。

是非、概要欄を丁寧に作り込んでみてはいかがでしょうか。

動画SNSデータ分析ツール
「kamui tracker」

YouTubeデータを網羅し企業やクリエイターの活動をサポートする国内最大級の「YouTubeに特化」したデータ分析ツールです。

試用版を使ってみる

データと専門的な知見に基づいた
YouTuberキャスティング

貴社の商品・サービスに合ったYouTuberの選定から、企画の立案、実施後の振り返りまでをワンストップで行ないます。

相談してみる

このカテゴリの最新WHAT'S NEW