トップYouTuberが多い動画ジャンルはどこ?

日本には数多くのYouTuberがいますが、その投稿ジャンルは多岐にわたります。例えば日本トップのYouTuber、はじめしゃちょーさんのような「やってみた系」や、
兄者弟者のような「ゲーム」などのYouTuberがいます。

そこで!今回はYouTubeの各ジャンルを調べて、トップYouTuber(登録者数10万人以上)がどの分野に多いのか、調査していこうと思います!

日本全国でトップYouTuberは、591チャンネルが該当します。

ジャンルごとに見てみる

調査にはkamui trackerのクリエイター検索を使用しました。(※法人アカウント専用の機能です)

結論から言うと、トッブYouTuberの分布はこのようになりました!

「ゲーム」と「やってみた系」が2大勢力なんですね。

やってみた系

トップYouTuberの5分の1程を占めたのがこのジャンル。

元々のチャンネル数が非常に多いジャンルなので、それに比例した形となりましたね。

※kamui tracker上でそれぞれ「コメディ」と「エンターテイメント」となっているチャンネルを、「やってみた系」として一括りに集計しました。

ゲーム

このジャンルだけでトップYouTuberの4分の1以上!

他ジャンルの有名YouTuberがゲーム実況チャンネルを開設することも多く、その影響も十分にあると考えられます。

スポーツ

このうちクリエイターはわずか1チャンネル。

もしかしたら穴場のジャンルの1つなのかも…。

ニュースと政治

「バズる」といった事とは縁の遠そうなこのジャンル。

チャンネル運営には根気が必要そう。
海外ではニュース番組がチャンネルを開設することも多いようです!

ハウツーとスタイル

最近、男性で服や美容関係の動画投稿をする人が増えてきました。
今後伸びてくるジャンルの1つといえるでしょう。

ブログ

「やってみた系」との境界が難しいチャンネルもありますが、思ったよりも数が少ない印象です。

日常で見つけた面白いことや思ったことを動画でネタにするパターンが多いです。

その中でも外国な方によるチャンネルが台頭しています。

外国での滞在記はYouTubeと相性がいいんでしょうね!

ペットと動物

動物といえども数多くいますが、トップにきているのは全て猫!

動画単体で人気が出ることはあってもチャンネル自体の人気を伸ばすのは至難なのかもしれません。

このことからもYouTubeの傾向が少し見えてきましたね。

映画とアニメ

このジャンルに関しては企業や団体のチャンネルがどうしても多くなってしまいます。

その中でもクリエイターながら高クオリティの映像作品を作り出す劇団スカッシュさんは流石の一言です。

音楽

「音楽」ジャンルも非常に数が多いですね!

その理由としてメジャーアーティストのチャンネルが開設されていることが挙げられます。

一方でYouTubeで人気に火がつき、世間でも人気が出るなんてことも。

ここに「NEXTピコ太郎」がいるかもしれません。

科学と技術

逆に1チャンネルあったことに驚きです。

ラファエルさんやおるたなチャンネルさんといった鉄球の使い手は

ここにカテゴライズされる資格は持っていると思います笑

教育

語学系のチャンネルは数多くある印象がありますが、

そこから一歩抜きん出るのは難しいようです。

それにしてもバイリンガールさん、CMが流れていた頃から登録者数が5倍ぐらいに増えていますね!

自動車と乗り物

動画を覗いてみると万人受けするというよりは、コアなコンテンツを扱っています。

つまりはジャンルによってターゲットの層が異なり、求めてくるものも変わってくるということですね。

旅行とイベント

イベントというだけあって定期的に動画を投稿するのが困難なのが原因かもしれません。

「量より質」で勝負することをお勧めします。

非営利団体と社会活動

今日、地方自治体がYouTubeチャンネルを開設することが多くなりましたが、

つい先日には別府市が「湯〜園地」と題打って再生回数100万回以上での実現を公約し、

見事数日で到達しました。YouTubeの面白い使い方ですよね!

料理とグルメ

料理に国境はないということなのか、実は海外の方からよく見られるのがこのジャンルの特徴です。

一切言葉を発することのないチャンネルもあったりします。

ビューティー

女性YouTuberの独壇場と呼べる「ビューティー」ジャンル。

このジャンルに関しては下記ブログに詳しく書かれているので合わせてどうぞ

YouTuberになりたい女性が狙うべきジャンル3選〜各部門の競争率を調べてみた〜

キッズ

気がつけば「キッズ」ジャンルは超がつくほど激戦区となりました。

視聴回数ランキングでトップに立つことも少なくありません。

最新のランキングはこちらから

ただ、子供の成長とともに「キッズ」でなくなっていくのが少々もの寂しいところです。

考察

こうして見るとジャンルごとの人数の差はとてつもなく大きいですね…。

パッと見ただけだと「なんでわざわざ人が沢山いるところに集まるの?」と思われる方もいるでしょう。

しかし、その仕組みは至って合理的なものです。

まず、人気者が集まるジャンルは当然のようにジャンル全体の視聴回数が多くなります。

それにより「中堅」や「新人」と言われるクリエイターにも動画を再生してもらえる機会が回ってくるわけです。

つまり、そのジャンルが育てばそこに属するYouTuber全体に恩恵があるということですね。

まとめ

以上が各ジャンルにおける分布及びその考察でしたがいかがだったでしょうか。

今、YouTube内のトレンドがどこにあるかが少しは分かってもらえたのでは?

もしもあなたが新規参入を考えていらっしゃるのであれば、「これから伸びそうなジャンルに参入」できればベストです。

チャンネル数が多いから競争が激しく、少ないから競争がないとは必ずしも限りません。

なぜならチャンネル数が多いジャンルにはそれだけ視聴者が沢山いるということでもあるからです。

データは切り口によって様々な顔を見せます。

データに「振り回される」のではなく、是非ともうまく利用してくださいね!

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