YouTube動画のSEO対策10選

YouTubeで動画を公開しても、思ったように再生回数やチャンネル登録者が増えず、伸び悩んではいませんか。
質の高い動画をアップしたとしても最初のうちは露出が増えづらく、人の目に触れるための対策が必要になります。

どんな対策から取り組んだら良いか分からない方は「SEO対策」から行ってみてはいかがでしょうか。
YouTubeの特性を知り、それに合わせたSEO対策を行うことで、動画の露出を上げることに繋がります。

この記事では、YouTube動画のSEO対策についてご説明します。

YouTube動画のSEOとは

SEO(Search Engine Optimization)とは「検索エンジン最適化」のことで、一般的にGoogleなどで検索結果の上位に表示されるための、WEBサイトの改善を指すことが多いです。
ユーザー目線で質が良い情報を提供できるサイトを作ることが前提にありますが、その上で特定のキーワードや関連ワードを工夫して活用し、検索エンジンに評価されるように作ります。

YouTubeもキーワード検索が可能であり、検索エンジンの1つです。近年のGoogle検索では動画が検索結果に表示されるようになっています。

視聴者のYouTube動画への流入経路にはブラウジングや関連動画などがありますが、チャンネルを始めたばかりの場合これらへの表示を狙うのは難しく、検索からの流入を狙う方法がおすすめです。

動画のSEO対策もサイトの対策と同様に、質の高い動画を作ることが前提の上で、動画やチャンネルにキーワードを工夫して使い、検索結果で上位表示されるよう最適化を行います。
より多くの人に動画を見てもらえるよう動画やチャンネルにSEO対策を行い、露出の機会を増やしていきましょう。

SEO対策:キーワード設定編

YouTube検索ではGoogleの検索エンジンと同様にキーワードとの関連性が高く、タイトルや説明、動画コンテンツが視聴者の検索意図にどれだけ一致するかで選別されます。

その選別された中から、特に多くのエンゲージメントが付いた動画が判別される仕組みです。YouTube検索では、視聴回数が多い動画の順に並ぶのではありません。
(参照:YouTube Creator Academyチャンネルを発見しやすくする

検索キーワードとの一致性がリストアップされることの前提条件にあるので、キーワードを
戦略的に設定する必要があります。

YouTube検索でサジェストワードを探す

サジェストワードとは、YouTubeの検索窓にキーワードを入力すると後ろに複数自動で表示される言葉群のことです。
検索したキーワードに関連性があり、視聴者による検索ボリュームの多い言葉が表示されます。

例えば「コーヒー」と検索窓に入れると、コーヒーの後ろに付随して以下のような候補が表示されます。


サジェストワードを動画に取り入れると視聴者の検索意図との一致性が高くなり、検索結果に表示されやすくなります。
しかし、検索ボリュームが多すぎるとライバルが多く、思ったほどの結果が得られないこともあり得ます。

自分でサジェストワードを選ぶのは難しいと感じる方もいるかもしれません。
そのような方は、かむなびを運営するkamui tracker(カムイトラッカー)を利用してみてはいかがでしょうか。

kamui trackerの「キーワードアドバイス」機能を使うと、あるキーワードが含まれる動画の平均視聴回数や投稿数、直近の総視聴回数が分かります。
この機能で、ある程度YouTube上でよく投稿されているコンテンツやよく視聴されているコンテンツのアタリをつけることができます。

詳細はこちら → kamui tracker

無料で利用できる機能や使い方をこちらの記事で紹介しています。
ぜひ活用してみてください。

【無料】kamui trackerを使ってチャンネル視聴回数を効果的に伸ばす方法 | YouTube総合情報メディア かむなび

YouTube市場を効率的に理解するために、事前にリサーチしてから参入するYouTuberや企業が増えてきた昨今、現在までに様々なYouTubeに関するツールが登場してきました。 今回は、そのツールの中の1つである「kamui tracker(カムイトラッカー)」の効率的な使い方をご紹介いたします。 kamui …

SEO対策:動画設定編

各動画単位でできるSEO対策を紹介します。制作後では対応できないポイントもあるので、撮影前の段階で参考にしてみてください。

動画の尺を長めにする

動画の尺を長めにすると、総再生時間を増やすことに繋がります。

総再生時間とは、視聴者が動画を視聴した時間の長さです。視聴者が動画やチャンネルに関わっている時間が長くなるほど評価は上がります。

例えば、同じテーマ内容で近いクオリティの動画でも尺が異なるとします。


以上の3つの動画のジャンルやエンゲージメントがほぼ同じだった場合、総再生時間が最も長い動画Cの評価が高くなります。

動画の尺はジャンルにもよりますが「8分以上」で制作することがおすすめです。
ただし、冗長な動画は視聴者が離脱しやすくなるので注意しましょう。

ハッシュタグを入れる

ハッシュタグ(#)は動画にキーワードや関連ワードを付けることができ、視聴者の検索したキーワードに一致すると検索結果に表示されやすくなります。

動画のタイトル周りにリンク付きで表示され、クリックするとそのハッシュタグの検索結果ページが開き、そこから自身の動画を見つけてもらえる可能性があります。
また、同じハッシュタグを付けている動画に、関連動画として表示される可能性もあるので設定してみましょう。

YouTube Studioから各動画の「詳細」画面へ行きます。「タイトル」欄または「説明」欄に入力できますが、「説明」欄に記述するYouTuberが多いです。

以下の画像は「詳細」の編集画面です。

ハッシュタグを入れるポイントは以下の通りです。

  • 3つはタイトルの上に表示される
  • 1つの動画につき15個まで
  • 「#」は半角で入れる
  • ハッシュタグにスペースは使用しない
  • コミュニティガイドラインに準拠する

(引用元:YouTubeヘルプ 動画検索でのハッシュタグの使用

説明欄に入力したハッシュタグは、上から3つがタイトルの上に表示されるので、重要度の高いキーワードを上から順に入力しましょう。

ハッシュタグを入れられる個数は15個までです。16個以上入れると全てのハッシュタグが無効になり、アップロード動画や検索結果から動画が削除されることがあるそうです。

ハッシュタグが全角になっている場合やスペース、ハイフンが含まれている場合、きちんと反映されませんので注意しましょう。
<OK例> #coffeemachine
<NG例> #coffee machine、#coffee-machine

また、YouTubeのコミュニティガイドラインに違反するようなハッシュタグを付けることはNGです。
動画と直接関係のないワードや嫌がらせ、ヘイトスピーチ、性的または露骨な内容、下品な言葉などがNGワードに該当します。

タイトルの頭にキーワードを入れる

タイトルは動画が視聴されるかされないかを決める重要な要素です。

メインのキーワードや前述したサジェストワードをタイトルに入れましょう。全てのブラウザで同じように表示されないので、優先順位の高い言葉をなるべく先頭に入れます。

視聴者の興味を引くタイトルを付けることが望ましいですが、動画の内容とかけ離れないように注意しましょう。
期待したものと違っていたら、視聴者が最後まで見ずに離脱してしまい、YouTubeのおすすめ動画になりにくくなることがあります。

ハッシュタグ同様に、YouTubeのコミュニティガイドラインに違反するような内容のタイトルやワードを入れることはNGです。

動画の概要欄の先頭にキーワードを入れる

概要欄とは通称であり、正式には前述のハッシュタグで紹介した「説明」欄のことです。
動画の概要やお知らせ、誘導したいホームページのURLなどを書き込めます。

視聴ページで見ると概要欄は3行目までしか表示されず、4行目以降は視聴者が「もっと見る」を押さないと表示されません。
自然な文章で、3行以内にキーワードを入れることがポイントになります。

またハッシュタグ同様に、動画と関係のないキーワードやコミュニティガイドラインに違反するようなワードを入れないように注意しましょう。

YouTube概要欄の書き方と効果についてこちらの記事で紹介しています。

YouTube概要欄の書き方と効果的な活用法 | YouTube総合情報メディア かむなび

YouTubeで投稿した動画に、説明を添えるのが概要欄です。 この概要欄の文章を適切なものにすることで、チャンネルのパフォーマンスが上がる可能性があります。 今回は概要欄について「基本的なルールと適切な書き方」をご紹介します。 YouTubeの概要欄とは、動画再生ページでタイトルの下に表示される文章のことです。 視聴者は動画の再生中や再生後に概要欄を読むことができます。 …

高評価・コメント・チャンネル登録を促す

YouTuberが「いいねやコメントお願いします」、「チャンネル登録お願いします」と一言入れている動画を目にしたことがある方も多いでしょう。

高評価やコメント、チャンネル登録をしてもらうことは、YouTubeからエンゲージメントが高い動画と判断される材料になります。

コメント欄には、質問や感想を書き込んでもらうよう促す方法も良いでしょう。
促す際には一言「全て目を通していますよ」などと加えると、フィードバックに耳を傾け興味を示していることが視聴者に伝わります。
さらにお気に入りのコメントにハートボタンを付ける機能を利用して、迅速かつ効果的に視聴者に感謝を示すことができます。

チャンネル登録を促すには「新しい動画を見つけやすくなりますよ」などと、視聴者にとってメリットになることを付け加えてみましょう。

しかし、これらの促す行為は必死すぎると嫌われてしまい逆効果になることがあるので注意してください。

動画でYouTuberが「お願いします」とコメントする他に、終了画面にリンクを貼り行動を促す方法もあります。
終了画面の設定方法はこちらの記事で紹介しています。

YouTube終了画面の使い方を知り、より多くの動画を見てもらおう | YouTube総合情報メディア かむなび

最後まで動画を見てくれた視聴者に、関連した動画などへとさらに視聴者を誘導することが可能なYouTube終了画面。終了画面をうまく活用することで、再生回数アップやチャンネル登録者数アップにもつながります。 今回は、YouTube終了画面の使い方についてご紹介していきます。 …

SEO対策:チャンネル設定編

ここではチャンネルを最適化する方法を紹介します。
YouTubeを始めた時から手を加えていない方もいるかもしれませんので、この機会にチャンネル設定を見直してみるのも良いでしょう。

チャンネル概要欄を設定する

チャンネルの概要欄とはチャンネルのコンセプトや自己紹介、SNSなどの関連リンク、更新時間などの基本情報を入力できるページです。
コンセプトをキーワードを使った自然な文章で入力しておくと、YouTubeの検索結果に反映されやすくなります。

閲覧される頻度が決して多いとは言えないページですが、見に来た視聴者はチャンネルやYouTuberに興味を持っているはずです。
ファンになる見込みの高い人なので、キーワード以外にもアピールできることを書いておくとよいでしょう。

概要欄は以下の方法で設定できます。

  1. YouTube Studio にログインします。
  2. 左側のメニューから[カスタマイズ]次に[基本情報]を選択します。
  3. [編集]をクリックし、チャンネル名を変更します。
  4. チャンネルの新しい説明を入力します。
  5. [公開]をクリックします。

(参照:YouTubeヘルプ チャンネルの基本情報を管理する

再生リストを作る

再生リストとは複数の動画をまとめることができる機能で、クリックするとリスト内の動画が順番に再生されます。
YouTubeの検索結果にも表示されることがあるので、再生リストのタイトルには検索を意識したキーワードを入れ、検索結果からの流入を狙うと良いでしょう。

自分のチャンネル以外の動画も一緒に再生リストに入れることが可能です。
テーマが同じものや関連性のある動画別、シリーズ別でまとめるなどの使い方ができ、視聴者にとっては興味のある動画を探しやすくなります。

見てほしい順番に並べることができるので、シリーズものの再生リストを作ると視聴者は続きが気になってつい見続けてくれるかもしれません。
すると総再生時間が増え、動画やチャンネルの評価に繋がる可能性があります。

再生リストは、関連性のある動画の終了画面や概要欄に入れると良いでしょう。

SEO対策:アナリティクス分析編

YouTubeアナリティクスでチャンネルの総合的な成果を把握し、SEO対策に繋げることができます。そこで確認しておきたい指標を紹介します。

視聴者維持率を確認する

視聴者維持率とは、視聴者が動画をどこまで見てくれたか時間と割合が分かる指標です。
最後まで視聴してくれる人の割合が多いとYouTubeの評価が上がり、目安は40%以上と言われています。

動画の途中で大きく下がっている場合、視聴者が動画から離脱していることが分かります。
視聴をやめてしまった原因などを考察し、最後まで動画を見てもらうための工夫が必要です。

視聴者維持率を確認する方法です。

  1. YouTube Studio にログインします。
  2. 左側のメニューから[動画]を選択し、特定の動画を指定します。
  3. 左側のメニューで[アナリティクス]を選択します。
  4. [概要] タブまたは [エンゲージメント] タブを選択して、視聴者維持率レポートを確認します。

(参照:YouTubeヘルプ 視聴者維持率を測る

クリック率を確認する

クリック率はホーム画面や関連動画などに表示されたサムネイルを、視聴者がクリックした割合のことです。
クリック率を上げると視聴回数や総再生時間の増加に繋がり、YouTubeの評価が上がることが期待できます。

確認するポイントとしては、前述の視聴者維持率とセットで見るようにしましょう。
視聴者維持率が低いのにクリック率が高いと、いわゆる「釣り」と判断されやすくなってしまいます。
「釣り」とはタイトルやサムネイルを大袈裟に作り内容とズレがある動画のことで、YouTubeからの評価が下がります。

クリック率の平均は2~10%の範囲であり、この値よりも低いようであればサムネイルとタイトルが視聴者の興味関心と合っていない可能性があります。

クリック率の確認手順や上げる方法についてこちらの記事で紹介しています。

YouTubeのクリック率を上げる方法 | YouTube総合情報メディア かむなび

YouTubeの分析ツールにあるクリック率を確認したことがありますか? この記事では、クリック率を確認する方法や仕組み、クリック率の数値から分かる改善点などを紹介します。 公開した動画がより多く再生されるように、分析ツールを利用して動画作りに役立ててみましょう。 …

まとめ

YouTubeでチャンネルを成長させるためには、動画やチャンネルの露出を増やすことが必要不可欠です。

そのためにできるSEO対策とは、検索結果に表示されるようにキーワードを工夫して使い、できるだけ多くの人に視聴してもらうことで、動画やチャンネルの評価をコツコツ上げていくことが必要になります。

さまざまな方法を紹介してきましたが、ぜひできることから試してみてください。

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