BtoB企業がYouTubeを活用する方法とは?事例と成功のポイントを紹介

多くの企業が、YouTubeチャンネルの運用や動画広告を運用するなど、マーケティングやPRにYouTubeを活用しています。
そのような中でBtoC企業の広告はよく見るものの、BtoB企業は取引相手が企業になるため、YouTubeを活用するイメージは湧きにくいかもしれません。

しかし、YouTubeは利用者の世代が幅広く、利用者数も国内で70%以上いるため、BtoB企業でもマーケティングやPRに活用できる可能性は充分にあります。

そこで今回は、BtoB企業がYouTubeを活用するメリットや事例、成功させるポイントをご紹介していきます。

BtoB企業がYouTubeを活用するメリット

YouTubeを活用する企業が増えているのは、どのようなメリットがあるからなのでしょうか。BtoB企業がYouTubeを活用するメリットをご紹介します。

営業をサポートする販促ツールに使えるから

動画は静止画やテキストよりも伝わる情報量が多く、商品やサービスの使い方を視覚と音声を使って分かりやすく説明できます。
従来の紙ベースの資料よりも伝わるので、動画を営業のサポートツールとして使うことが可能です。

取引先で紹介や解説する際に、タブレットで動画を見せながら説明することもできるでしょう。メールにURLを添付して送付することも可能です。

ほかにも販促のためのイベント開催や展示会、セミナーを開催する際に資料や展示用としても利用できます。

また、イベントや展示会の内容を社内資料用や記録として残しておけるなど、社外向けだけではなく社内的な利用価値もあります。

ブランディングできるから

ブランディングは、企業イメージに直結するためマーケティングの重要なポイントです。

ブランディングができていれば企業の社会的価値をアップさせ、事業の利益に結びつきやすくなります。
もし商材の価格が多少ライバル社より高かったとしても、顧客が企業に価値を感じていればその企業にお願いしたい、またはその企業から買いたいと考えます。

動画は結びつけてもらいたい具体的なイメージを表現することができるため、企業のブランディングに動画ほど相性の良い素材はないでしょう。

良い企業イメージを持ってもらうほかに、運用次第で視聴者に信頼感や親近感を醸成させることができます。

BtoB企業がYouTubeを活用する方法

企業がYouTubeを活用する方法について解説します。BtoBならではの内容もあります。

企業サイトに埋め込む

YouTubeはサイトに埋め込むことができるので、ホームページや企業サイトの情報を補足するために使えます。
難しい商品説明や使用イメージを具体的に、分かりやすく訴求することができます。

また「企業サイト→YouTube」の流れだけではなく、YouTube動画の概要欄にホームページのURLを貼っておくことで、「YouTube→企業サイト」へと人の流れを作ることも可能です。

YouTubeは尺が決まっていないので企画に幅を出しやすく、ホームページでは作れないコンテンツを発信することができます。
YouTubeとホームページを組み合わせて使うことで、発信の幅が広がるでしょう。

<事例>日本工営グループ

日本工営グループは、国内ナンバー1の総合建設コンサルタント会社で、ダムや道路などの社会資本の整備に携わる事業を行っています。

こちらの動画は会社紹介や企業理念などの重要なポイントをまとめた内容で、ホームページにも掲載されています。

企業への提案で使う

BtoB企業の顧客は企業ですので、現場の人がどんなに素晴らしいと思っても、社内で決裁権を持つ方に納得してもらわなければなりません。

システム導入や商品購入を検討してもらうために、決裁権を持つ方にプレゼンをしなければならないことがありますが、コロナにより直接のプレゼンが難しい場合も多いでしょう。

そのような時に動画ならば、スライドや資料よりも分かりやすく伝えることができ、顧客の社内でも共有しやすく、検討をスムーズに進めてもらうことができます。

<事例>freee

freee(フリー)は、決算書の作成や確定申告ができるクラウド会計ソフトです。こちらの動画は、過去の法人向けウェブセミナーの内容になっています。

企業がツールを導入する時に失敗しない方法を伝え、使い方や他社サービスとの比較を分かりやすく紹介しています。

実際に操作画面を使う様子を見せることができるので、動画をサービスのチュートリアルのように扱うことが可能です。

新卒採用で活用する

BtoB企業が行う人事採用の悩みの1つに「学生からの知名度が低い」ことがありますが、YouTubeは若年層へのリーチを生む有効なプラットフォームです。

10代と20代のYouTube利用率はそれぞれ95%を超えており、若年層のほとんどが利用していると言っても過言ではありません。
(参照:総務省「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」

後ほど紹介するYouTube広告やYouTuberタイアップなどの施策を利用すれば、指定の年齢層や特定の興味関心を持つターゲット層に、ピンポイントでリーチすることも可能です。
採用募集への応募を増やして、良い人材を集めることができます。

<事例>株式会社東亜グラウト工業

東亜グラウト工業は地盤改良、斜面防災、管路メンテナンスが主な事業の建設企業で、積分サークルとYouTuberタイアップを行った動画です。

積分サークルは大阪大学の学生で構成されるグループで、サークル活動としてYouTubeに動画投稿しています。

普段視聴している身近なYouTuberに紹介してもらうことで、採用を見込む学生に自然と興味を持ってもらうことが可能です。

動画では社会科見学として、普通の人が見られない東亜グラウトの技術を紹介しており、真面目そうな企業がドッキリ企画を許可するなど、親近感が湧く内容になっています。

製品の使い方説明がよりわかりやすくなる

オンラインで完結できるサービスを提供している企業によく見られますが、機能や使い方を分かりやすく解説する動画を配信する活用方法があります。

ユーザーは使い方に困った時に動画を見て解決でき、忘れてしまっても何度でも見返すことができるので便利です。

<事例>サイボウズ

サイボウズは、クラウドベースのグループウェアや業務改善サービスを提供している会社です。中小企業向けのグループウェア「サイボウズOffice」の機能を、こちらの動画で分かりやすく解説しています。

営業の報告書作成や担当者が変わる時の引き継ぎにも利用できるなど、機能の特徴が視覚的に把握できます。

動画は「裏技編」になっていて、それぞれの機能を連携させる応用した使い方の解説は、開発元だからできる便利で役立つ内容です。

TrueView広告で認知拡大する

TrueView広告とは、YouTubeで動画を視聴する前後、または途中で流れる広告のことです。YouTube広告を出稿することで、企業名を知らない見込み客にリーチできるので、検討する価値はあるでしょう。

TrueView広告には、インストリーム広告とディスカバリー広告の2種類があります。
特徴は以下の画像をご覧ください。

YouTube広告では、広告を配信したいターゲットを詳細に設定でき、予算も少額から設定し運用できます。視聴者がクリックした場合や30秒以上視聴した場合にだけ課金され、スキップされた場合は課金されません。

高い費用対効果が期待できる広告のため、YouTubeに動画広告を出稿する企業は増えています。

<事例>丸ヨ建設工業

丸ヨ建設工業の採用情報に関する動画で、TrueView広告に出稿しています。新卒と中途採用の募集をしており、広告から採用サイトへリンクが貼られています。

動画では職種ごとの先輩社員の声を紹介していますが、採用サイトの方もコンテンツが充実しているのが特徴的です。

YouTubeの動画広告や広告のターゲティングについて、こちらの記事で紹介しています。

YouTube動画広告の種類と特徴やメリット | YouTube総合情報メディア かむなび

動画で宣伝したいという需要が増え、YouTubeがプロモーションの手段として注目されています。そのためYouTubeで商品やサービスの認知を向上させたい、販売促進に活用したい人や企業が増加しています。 その証拠に2020年の動画広告の市場規模は2,954億円に達する見込みで、2019年の2,592億円からすると前年比114%になります。今後5年間でも右肩上がりの成長が見込まれています。 …

YouTube広告のターゲティング方法とは?費用対効果を上げるポイント | YouTube総合情報メディア かむなび

YouTubeで広告を運用する際、ターゲティングの設定で広告効果が大きく変わることがあります。 「YouTube広告の効果が落ちてきた」 「YouTube広告で成果が思うように上がらない」 と感じている場合は、ターゲティングの設定を見直してみると良いかもしれません。 YouTubeのターゲティングには「オーディエンスターゲティング」と「コンテンツターゲティング」の2つの設定方法があります。 …

BtoB企業がYouTube活用を成功させるポイント

YouTubeを活用するなら、いかに多くの視聴者に見てもらうかが重要になります。ここからは、BtoB企業がYouTube活用を成功させるポイントをご紹介します。

SEO対策を行う

一般のスマホユーザーだけではなく、BtoB企業の顧客も検索エンジンから興味のある製品情報や類似品の比較検討することは当たり前になりました。

WEBサイトだけではなく、YouTube動画もGoogleの検索結果に表示されることが増えています。Googleは、検索キーワードからユーザーが求めている情報を推測し、動画が適切と判断すると検索結果に表示させます。

検索結果で動画も上位表示されることがあるので、適切なSEO対策を動画やチャンネルに行っておけば、検索から動画への流入を増やすことが可能です。

動画のSEO対策についてはこちらの記事で紹介しています。

YouTube動画のSEO対策10選 | YouTube総合情報メディア かむなび

YouTubeで動画を公開しても、思ったように再生回数やチャンネル登録者が増えず、伸び悩んではいませんか。 質の高い動画をアップしたとしても最初のうちは露出が増えづらく、人の目に触れるための対策が必要になります。 どんな対策から取り組んだら良いか分からない方は「SEO対策」から行ってみてはいかがでしょうか。 …

効果測定を行う

動画を公開した後や広告出稿した後、YouTuberタイアップ実施後は、必ず効果測定を行いましょう。
効果測定とは、どのくらいの人にどれだけ興味を持って動画が視聴されたかを確認する作業です。

YouTubeアナリティクスを使えば、誰でも簡単に動画のパフォーマンスが分かり、テーマや方向性が合っているのか、企画の見直しなどに活用できます。
アナリティクスを確認する時は、少なくとも以下の数値に注意して見てみましょう。

  • インプレッション数
  • クリック率
  • 視聴回数
  • 視聴者維持率

YouTuberタイアップでは、効果測定を自社で行えないため、タイアップを依頼した広告代理店やYouTuber事務所に確認することになります。

以上、ここまでご紹介したBtoB企業がYouTube活用を成功させるポイントは、当社エビリーにご相談・ご依頼をいただくことが可能です。

動画制作からYouTube広告の運用やYouTuberタイアップなどの戦略的な施策、効果測定のフォローまでワンストップでお手伝いできます。

YouTubeを運営するリソースが社内になくても、BtoB企業がYouTubeを活用することはできます。YouTube活用に関することなら、なんでもご相談ください。

詳細はこちらから → 国内最大級のSNS動画分析ツール|kamui tracker

まとめ

BtoB企業にもYouTubeを活用するメリットや必要性を感じていただけたのではないでしょうか。

ホームページや展示会など既存のPR施策と併せてYouTube動画を活用すれば、営業のサポートとしての役割やブランディング構築の効果が期待できるでしょう。

企業のイメージアップや知名度アップにも繋がり、マーケティングに役立てることができるでしょう。
ぜひYouTubeをBtoB企業の事業に活用してみてください。

動画SNSデータ分析ツール
「kamui tracker」

YouTubeデータを網羅し企業やクリエイターの活動をサポートする国内最大級の「YouTubeに特化」したデータ分析ツールです。

試用版を使ってみる

データと専門的な知見に基づいた
YouTuberキャスティング

貴社の商品・サービスに合ったYouTuberの選定から、企画の立案、実施後の振り返りまでをワンストップで行ないます。

相談してみる

このカテゴリの最新WHAT'S NEW