【無料特典付き】YouTuberタイアップを実施する際に確認すべき10のチェックリスト
目次
何事も事前準備は大切ですが、YouTuberタイアップを実施するにあたって必ず確認しておきたいことがあります。
YouTuberタイアップを実施するまでにはたくさんの人が関わるため、施策の方針や目的などの情報を整理し、関係者全体で共有することが重要になります。
そこで株式会社エビリーでは、広告主や広告代理店がYouTuberやYouTuber事務所、社内で情報を共有できるチェックリストをご用意しました。
チェックシートの特典は記事の終わりにご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
YouTuberタイアップを実施する前にチェックが必要な理由
冒頭でもお伝えしたように、YouTuberタイアップを行う際は広告主とYouTuber以外にも多くの人が関わります。
広告代理店やYouTuber事務所など、実施までの間に様々な人が関わると情報を共有することが難しくなります。
そのため、共有すべき情報を事前に整理しておくことが必要です。
情報を前もって整理し共有しておけば、関係者が戦略や企画を立てやすくなるなど仕事をスムーズに進めることができます。
今回の無料特典のチェックシートは、「広告主」の方であれば、代理店への依頼用や施策検討のチェックにご活用いただけると考えます。
また「広告代理店」の方であれば、クライアントのヒアリングシートや施策提案前のチェックにお使いいただけるでしょう。
YouTuberタイアップ10項目のチェックポイント
では具体的に何をチェックしておけばよいのでしょうか。
ここからは、YouTuberタイアップの実施前にチェックすべき10項目をご紹介します。
①サービスのペルソナ(ターゲット)
ペルソナとは、サービスや商品を利用する「想定顧客層」のことです。
YouTuberタイアップは、ペルソナ像に近いファン層を抱えているYouTuberを選定することが成功するポイントの1つになります。
ペルソナ像は、商材の購入者データなどから作るのが望ましいですが、以下のことを具体的に想定しておくことがポイントです。
- 年齢
- 性別
- 住んでいる場所
- 経済状況
- 家族構成
- 悩み
②サービス商材の強み
サービス商材の特長やコンセプト、他社製品との違い、どのような悩みを解決できるものであるか、などの強みを挙げておきます。
パッケージデザインやユーザーの声などについて触れても良いでしょう。
③プロモーションの目的
YouTuberタイアップを行う目的の多くは「コンバージョン(購入やダウンロード、申し込み)の獲得」または「認知拡大」です。
目的が何であるかにより動画の企画設定や併用する媒体などが変わってくるので、ここは明確に決めておきましょう。
例えば、コンバージョンの獲得を狙うのであれば、商材についてしっかりした解説やレビューを伝えるなどの動画作りが効果的になるでしょう。
また、認知拡大を狙うのであれば記憶に残りやすい動画を作り、TikTokなどの他媒体を併用するなどのプランが考えられます。
YouTubeとTikTokの併用について、こちらの記事で紹介しています。
YouTubeとTikTokを併用したプロモーション事例 | YouTube総合情報メディア かむなび
動画によるマーケティングを検討する際、活用できるプラットフォームが多く、どれを選べば良いか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。 動画配信サービスを活用したプロモーションにおいて、YouTubeの存在感は大きいですが、ユーザー数を伸ばしているTikTokと併用する方法もおすすめです。 両者は動画の投稿や視聴を楽しめるサービスである点は共通していますが、それぞれ異なる強みを持っています。 …
④予算
予算を決めておきます。
無料特典のチェックリストには、予算を入れれば次項で紹介する「⑤目標KPI」と「⑥想定YouTuber規模」が自動計算できるシートもダウンロードできます。
簡単に概算イメージが分かるので、ぜひ併せて利用してみてください。
⑤目標KPI
目標KPI(重要業績評価指標)を決めておくと、実施後にどの程度の達成度合いや効果があったのかを判断できます。
主に以下の項目の目標値を決めておきましょう。
- 視聴回数
- 遷移リンクのクリック率
- コンバージョン数
- エンゲージメント数(高評価数+コメント数)
YouTuberタイアップの効果測定について、こちらの記事で指標の見方などを紹介しています。
YouTuberタイアップ効果測定のための指標と方法を解説 | YouTube総合情報メディア かむなび
YouTuberタイアップを行った後は、そのプロモーション効果はあったのかを確認する必要があります。プロモーションが良かったのか悪かったのか、何をもって判断したらいいのでしょうか。 今回はYouTuberタイアップが成功したかどうかを判断するために、チェックするべき指標を紹介します。考察のときの参考にしてみてください。 …
⑥想定YouTuber規模
YouTuberをキャスティングする際の一般的な相場は「チャンネル登録者数 × 3〜7円」と言われています。
例えばチャンネル登録者数10万人のYouTuberに依頼をするなら、費用は30万円〜70万円が目安になります。
想定YouTuber規模は、予算に合わせてご検討ください。
⑦現在の施策ごとの数値結果
YouTuberタイアップを含め、現在動いている他の施策や過去に行っていた施策の数値が分かれば、書き出しておくとよいでしょう。
YouTube広告の運用やインターネット広告などの施策と比較することは、実施後の振り返りや今後の施策検討に役立ちます。
以下は書き出しておく数値の例です。
- CPV=予算 ÷ 視聴回数
- CTR=クリック数 ÷ 視聴回数 × 100
- CVR=コンバージョン数 ÷ クリック数 × 100
- CPA=予算 ÷ コンバージョン数
⑧競合他社
競合他社との差異に気づくことで、自社の課題が見えてくることがあります。
同様の商材を扱うライバル会社の中で成功している企業を選び、ベンチマークに使うと良いでしょう。
⑨検討しているキャンペーン
YouTube動画を視聴した方だけが利用できるキャンペーンや特典を作れば、コンバージョンに繋がりやすくなります。
例えば限定割引やセット売り、期間限定でおまけが付く、送料無料サービスなど、できることを書き出しておきましょう。
⑩実施時期とその理由
YouTuberタイアップの実施を予定している時期と、なぜその時期に行うのかという理由を書き出しておきましょう。
YouTuberタイアップを実施する理由にも、以下のように企業によって色々なパターンが考えられます。
- 新発売商品があるから
- 商材のリニューアルがあるから
- セール期間へ集客をかけたいから
- 売上が落ち込む時期へのテコ入れをしたいから
- 決算期直前の売上確保や在庫処分をしたいから
【無料特典】チェックシートをダウンロードしよう
YouTuberタイアップの実施前に確認しておくべき10項目をご紹介しました。
これらの情報を事前に整理しておけば、施策をスムーズに進めることができるでしょう。
広告主の方なら、タイアップ施策の検討用や広告代理店へ依頼する際のレジュメ準備としてご利用いただけます。
広告代理店の方なら、クライアントとのヒアリングシート用や情報整理用などに活用できると考えます。
無料特典のチェックシートには、施策の提案・企画考案の際に活用できるKPIロジックツリー(具体例あり)と試算シートも付いています。
チェックシートは以下よりダウンロードし、ぜひYouTuberタイアップを成功させるためにお役立てください。
ダウンロードはこちら → YouTuberタイアップ実践のための10のチェックリスト〜試算シート付き〜