【最先端マーケターに聞く!】YouTuberタイアップ施策を成功させるPDCA/バンク・オブ・イノベーション社との共同セッションセミナー
目次
皆さんこんにちは。「kamui tracker」セールス担当のロップです。
日数が経過してしまいましたが、7月6日(木)に『アプリマーケター向け無料セミナー』を実施いたしました!
3社共催のマーケティングセミナーとなっており、弊社エビリーのSessionでは、YouTuberタイアップを多数実施されている、
あの『バンク・オブ・イノベーション社』の五十嵐規裕氏にお越しいただき、『YouTuber施策の考え方』について、色々とお話を伺いました。
※株式会社バンク・オブ・イノベーション:五十嵐規裕氏(マーケティング統括室室長)
※株式会社エビリー:中川惠介(代表取締役)
今回のセミナーには、非常に多くの方からご応募・ご参加をいただきました!
各社マーケティング担当者様が、新たな情報を常にキャッチアップされていると強く感じました。
そこで本ブログでは、ご参加できなかった方や、これからYouTuberタイアップを本格的に検討される企業様向けに、弊社Sessionの内容について(ちょっとだけですが)ご紹介したいと思います。
現在のYouTuberタイアップ市場について
弊社エビリーがご提供している『kamui tracker』は、主要動画プラットフォームの動画視聴データと分析ツールを兼ね備えた“マーケティング支援ツール”であり、YouTuberタイアップを多く実施されているスマホアプリゲーム企業様を中心に導入を頂いております。
この「kamui tracker」を、バンク・オブ・イノベーション様でもご利用いただいており、kamui tracker上の市場データを踏まえながら、五十嵐氏にお話を伺いました。
YouTubeチャンネル全体の約32%は「ゲーム系チャンネル」、約14%は「エンタメ系チャンネル」
YouTubeチャンネルの約3分の1は「ゲーム系チャンネル」であり、ゲーム実況動画などが非常に多いため、YouTubeはゲーム系企業において親和性が非常に高いプラットフォームです。そのため、非常に多くのゲームタイトルでYouTuberタイアップが行われています。
さらに、「HIKAKIN」「はじめしゃちょー」「ヒカル」など、エンタメ系YouTuberとのタイアップも多く実施されています。
YouTubeチャンネル規模(チャンネル登録者数)のボリュームゾーンは「5万~50万人」
ゲーム実況に特化したYouTuberなど、様々なYouTuberとのタイアップが行われていますが、「HIKAKIN」・「はじめしゃちょー」・「ヒカル」などチャンネル登録者数が100万人を超えるYouTuberは、まだまだ一握りです。
一方、短期間でチャンネル登録者を増やしているYouTuberが出てきており、今後、新たな注目のYouTuberが出てきそうな予感もしています。
YouTuberタイアップ広告実績10本未満は全体の約75%(2016年1月以降)
kamui trackerのデータベースより、2016年1月以降のYouTuberタイアップ動画(417タイトル)について調べてみると、YouTuberタイアップ動画本数が10本未満のタイトルが全体の約75%となっている一方、タイアップ動画を100本以上も行っているタイトルは約2%と、非常にまだ少ない状況です。
広告予算の兼ね合いもあるかと思いますが、100本以上タイアップを実施されている企業においては、少なからずタイアップ施策の効果を見出していると思います。
多くタイアップを実施されている企業の動画を分析することで、どのようなYouTuberで、どのような企画動画を実施しているのか?まずは、そのような視点で分析してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、バンク・オブ・イノベーション社の「幻獣契約クリプトラクト」については、417タイトルのうち、TOP5内に入るほど、非常に多くのタイアップ動画を実施されていますね!
kamui trackerでは、YouTuberとのタイアップ動画をまとめたデータベースを保有しており、簡単に情報収集・分析をすることが可能です!
YouTuberタイアップ施策を成功させるには?
施策実行における「3つの基本的な考え方」
前述の通り、タイアップ動画を多く実施されている五十嵐氏は、YouTuberタイアップにおいて、以下の3点をポイント施策実行されています。
【1】YouTuberとチャンネルの選定
【2】動画の内容
【3】座組み
この3点は、「Next Marketing Summit 2017 Spring」で登壇された時にお話をされていた内容でもありますね!
最適なYouTuberを選定し、「狙い」を明確にした企画で落とし込むことが重要ということですね!
成長性のあるクリエイターを見つけ、視聴者(ファン)がゲームと相性が良いかを判断する
タイアップ施策について、視聴回数・インストール数・CPI・ROASなど、各社のKPI設定は様々ですが、「視聴回数」が基本的に重要かと思います。
「成長性=チャンネル登録者の伸び」があるクリエイターを見つけることで、現状ポテンシャルより上振れる数値が期待できます。
五十嵐氏はお話では、クリエイターがどのような世界観で動画制作しているか?という点も重要視されており、どんなに良いクリエイターでも、動画の世界観とゲームの世界観が合わないと、視聴者の反応(アクション)が悪くなるからだと感じました。
タイアップ施策における情報収集はどうすれば良いか?
kamui trackerを使った情報収集
YouTuberタイアップを行う際には、市場動向と多角的なデータ分析が必要ですが、YouTube内で調査できるデータは限られているだけでなく、非常に労力がかかるものです。
kamui trackerでは、「簡単に」「わかりやすく」様々なデータを閲覧・分析が可能です!
(例1)週間ランキングデータ
kamui trackerでは、1週間・30日間ごとの「獲得したチャンネル登録数ランキング」「動画視聴回数ランキング」を閲覧することができます。
さらに、チャンネル登録が1年以内のクリエイターに条件を絞ることができる為、「最近伸びてきているフレッシュなクリエイター」を発見することができます。
※週間ランキングデータ:ゲーム系チャンネル/チャンネル登録1年以内のクリエイター
(例2)クリエイター検索機能
kamui trackerの「クリエイター検索機能」では、様々な条件でクリエイターを見つけることができます。
例えば、「チャンネル登録者数が1万人以上」の「ゲーム系チャンネル」で、「成長率(チャンネル登録数の増加率)が20%以上」のクリエイターなど。
目的に合った最適なYouTubeを見つけることができます。
「少しでも気になる」「話を聞いてみたい」という方は、ぜひご連絡ください!