【マーケティング担当者向け】2017年のYouTubeプロモーションを振り返り、成功の秘訣を探ってみた。

みなさんこんにちは、タイゾーです。

2017年もそろそろ終わりですね。私はYouTubeプロモーション市場をずーっと見てきて、よく調べた1年でした。

YouTuberと企業のタイアップは、テレビCMではリーチできなかった若年層へ向けた新たなプロモーション手法として2015年頃から注目され始め、視聴者が長尺のPR動画を能動的に視聴する事からその効果も高いと言われており、タイアップ件数は年々増え続けています。

中でも一番タイアップ動画の投稿数が多いカテゴリーは「ゲーム」で、2017年だけで約4000ものタイアップ動画が投稿されています。

そんな2017年のYouTubeプロモーション市場を一文字で表すと、個人的には「光」ですね。(理由は後ほど)

 

では、2017年のYouTubeプロモーションを振り返って見ていきたいと思います。kamui trackerでしか見る事の出来ない貴重な情報ですよ!

2017年各月で視聴回数の最も高かった動画をご紹介

2017年の1月~12月までの各月で、視聴回数(公開後7日間)の最も高かった動画をご紹介します。

※【重要】今回は最も投稿数が多いゲームカテゴリーに絞っています※

1月

HikakinGames 1,189,578回

1月はHikakinGamesでのバイオハザード7の実況動画です。

タイアップ商品のほとんどがゲームアプリなので、このようなコンシューマーゲームのタイアップはまだ少ないです。

また、ヒカキンさんがホラーアクション系のゲームをプレイするのも意外と珍しいですね。絶叫する時のリアクションはもはや名人芸です(笑)

2月

ヒカル(Hikaru)1,233,793回

2月はヒカル(Hikaru)×逆転オセロニアの動画です。

現在のチャンネル登録者数は、230万人程ですが、当時はまだ124万人と半分程でした。

この一年でヒカルさんのチャンネルがどれだけ伸びたかを実感できますね。

3月

はじめしゃちょー(hajime)1,346,590回

3月は、登録者数国内No.1のはじめしゃちょー(hajime)の動画がトップとなりました。

ボンボンTVよっちさんとのコラボ、YouTubeの鉄板ネタである激辛ソースを使用した企画です。

クイズRPGという黒猫のウィズのゲーム性もうまく企画に活かしています。

4月

ヒカル(Hikaru)2,619,099回

またも、逆転オセロニアとのタイアップでヒカル(Hikaru)の動画が1位となりました。

この頃は、遊楽舎店長を面白くいじった動画の視聴回数が良く伸びていましたね。

260万回も再生されたこの動画は、タイアップ動画(ゲーム)で2番目に視聴回数の高い動画です。

5月

ヒカル(Hikaru)1,898,104回

5月も遊楽舎店長が出演する企画が1位となりました。

おいザコ!シリーズといえば、ヒカルさんやラファエルさんでプロモーションを実施している事で有名なカジュアルゲームアプリですね。

今は落ち着いていますが、任天堂スイッチのプレゼント企画は当時大盛り上がりでした。

6月

ヒカル(Hikaru)1,999,348回

またまたヒカル(Hikaru)の動画が1位となりました。

このサムネイルとタイトルを見ただけで笑ってしまいますね(笑)

ヴァンガードはTCGなので、カードショップ店長との相性も抜群でした。とても分かりやすくヴァンガードの魅力やルールを解説されています。

7月

ヒカル(Hikaru)1,933,709回

7月は、視聴回数TOP5のうち4本がヒカル(Hikaru)の動画でした。

この時期にはすでに登録者数が230万人まで到達しており、ヒカルさんの勢いと実力が数字に良く表れていました。

8月

ヒカル(Hikaru)2,762,611回

8月に投稿された動画、「ラファエルさんと最後のコラボ動画です。ありがとうございました。」は2017年のタイアップ動画(ゲームカテゴリ)で最も視聴された動画となります。投稿後7日間で276万回も視聴されました。

これで4月から5ヶ月連続でヒカル(Hikaru)の動画が1位となりました。

9月

HikakinGames 1,222,758回

9月はHikakinGames×逆転オセロニアの動画でした。

オセロニアのデスノートコラボを紹介した内容で122万回を超えています。

HikakinGames×逆転オセロニアのタイアップ動画は、毎回安定して高い視聴回数を出し続けています。

ちなみに9月から12月現在まで、ヒカル(Hikaru)のタイアップ動画はありません。(活動休止を宣言した為)

10月

はじめしゃちょー(hajime)1,042,695回

高画質映像にクラッシュ・ロワイヤルのBGMや細かいカット割が入り、まるで映画のような非常に手の込んだ作りの動画です。

人気YouTuberの出演もあり、はじめしゃちょーらしく笑える要素も盛り込まれていました。

11月

HikakinGames 2,200,733回

逆転オセロニアのはじめしゃちょーVSヒカキンの白黒マッチイベントの動画です。

サムネイルとタイトルの引きが強すぎますね。国内登録者数1位と2位の絡みはやはり気になってしまいます!

ちなみに、はじめしゃちょーはこの動画に出演していません。

12月(予測)

たくっち 327,385回

12月はまだ途中ですが、12月12日までに投稿された動画の中では、たくっち×陰陽師の動画がトップとなっています。

たくっちといえばゆっくり実況ですよね。ファンとの繋がりが濃く、毎回安定して高い視聴回数を出し続けているのが魅力です。

 

クリスマスや年末に向けて投稿が急増する事が予想されるので、12月の最終的な結果は年明けに更新したいと思います!

2017年のYouTubeプロモーション総まとめ

・2017年タイアップ動画(ゲームカテゴリ)で最も視聴された動画

ヒカル(Hikaru)×ラストピリオド 2,762,611回

「ラファエルさんと最後のコラボ動画です。ありがとうございました。」

・月別トップ回数

ヒカル(Hikaru)6回(2月、4月、5月、6月、7月、8月)

HikakinGames 3回(1月、9月、11月)

はじめしゃちょー(hajime)2回(3月、10月)

トップをとったのは3名のみでした。

 

冒頭で今年のYouTubeプロモーション市場を漢字一文字で表すと「光」と言いました。

「光」・・・まさにヒカル(Hikaru)やヒカキン(本名:光)のタイアップ動画が常に視聴回数で上位を占めていました。

 

やはり、YouTubeプロモーションを成功させる上で、勢いのあるクリエイターを起用する事は非常に重要となります。

また、より多く視聴されるには、クリエイターのチャンネルに合った企画を行う事が必要です。

サムネイルやタイトルの引きも視聴されるにはとても重要となりますが、視聴者を「釣る」行為は度がすぎると低評価も増えてしまうので、注意が必要です。

 

来年はYouTubeプロモーション市場にどのような変化が訪れるのか楽しみです!

動画SNSデータ分析ツール
「kamui tracker」

YouTubeデータを網羅し企業やクリエイターの活動をサポートする国内最大級の「YouTubeに特化」したデータ分析ツールです。

試用版を使ってみる

データと専門的な知見に基づいた
YouTuberキャスティング

貴社の商品・サービスに合ったYouTuberの選定から、企画の立案、実施後の振り返りまでをワンストップで行ないます。

相談してみる

このカテゴリの最新WHAT'S NEW