【動画編集】YouTuberによるYouTuberのためのPremiere Proの使い方

みなさんこんにちは、まりんです。
もうすぐ2017年も終わりですね。今年もあっと言う間でした。年末年始は普段よりもゆっくりと時間を過ごせると思います。こんな時期こそぜひ動画編集をしてみてはどうでしょうか?

以前、「今すぐ実践すべきテロップ&効果音の付け方」そして「YouTuber が実際に使う無料効果音サイト3選」という2つの記事を出してきましたが、今回は動画編集についての第3弾「Premiere Proの使い方実践編」を紹介していきたいと思います!

前の記事を見ていただいた方は知ってるかもしれませんが、現在登録者数10万人超えのチャンネル運営のお手伝いをさせていただいています。
そんな私が実際に使っているPremiere Proを用いて動画編集初心者の方でもわかりやすいよう説明させていただきます。
今回は初級編・中級編・上級編の3本立てです。どれも簡単にできるので必見です!

※今回は「Adobe Premiere Pro CC 2017」を使用していきます。
※ただし、説明書などを読んで使ってるわけではなく独学の場合もあります。もしかしたら私が紹介したことよりもっと簡単にできる場合もあるかもしれません。そんな時はぜひ教えてください。

 

Premiere Pro実践・初級編

①素材を読み込む

Premiere Proを立ち上げてまず最初は編集したい動画素材を取り込みます。

上記のピンクの丸の部分に動画素材をドラック&ドロップします。続いて下記のピンクの四角の部分に読み込んだ丸の中の素材を再びドラック&ドロップします。

※ドラック&ドロップ:ファイルや画像などを選択して、マウスの左ボタンを長押ししたまま目的の場所まで持ってくること。

 

②テロップをつける

続いては動画にテロップをつけていきます。ただしテロップの付けすぎは注意です!

Premiereの画面中央左よりの「T(テキスト)」ボタンを押して

自分の文字を入れたい部分をカーソルを当ててクリックします。そうすると赤い枠がでてきて、文字の入力ができるようになります。

また、色や字体、大きさを変えたいという場合ありませんか?そのような時には左の「エフェクトコントロール」の「ソーステキスト」という部分で変更が可能です。

※ちなみに私はより文字を強調させるべく、文字を囲んでくれる「ストローク」を17ぐらいに設定して入力してます!また、タイトルなどさらに目立たせたい場合は「シャドウ」も入れるときがあります。

それから一度入力してみたけど、文字の場所が気に入らないと思ったり、画面の中の別の場所に移動させたいという時は上記の矢印の部分をクリックしてから入力した文字を動かすと好きな場所に移動できますよ。

③同時にテロップを出したい時

続いては一つのテロップが流れてるときに同時または別のタイミングでテロップを出したいという場合です。YouTuberならよくあるのではないでしょうか。

例えば上記のテロップが出ている時にさらに編集したい場合。

矢印の先がピンクの状態(選択されていない時)であればさらに別タイミングで編集することが可能になります。

この「選択されていない時」の画面でテロップを重ねていきます。

そうすると同時にテロップを出すことができます。もちろんテロップを出せる秒数は自分で決められるので、好きなように長さを決めます。

 

これでもうテロップは自由自在に操れますね!

 

④カット編集

初級編最後はカット編集です。これはすぐできるのでご安心ください!

まずはカットしたい部分にこの水色の棒を合わせます。

 

キーボードの「command+K」を押すだけで簡単に動画を分けられます。このようにして不要な部分をカットし、繋ぎ合わせれば編集完了です。

※ちなみにちょっとカットすぎてしまった場合でも、最初からではなく動画の端を引っ張ると元の動画が復元していくのでおすすめです!

 

中級編

初級編で動画編集の基本がわかったところで、続いては動画を面白くするためにちょっとしたコツをご紹介します。

①早送りとスロー再生

カットはしたくないけど、時間が長すぎることや逆に面白いからもっとスローで見せたいということがあるのではないでしょうか。そんなときに使って欲しいとっても簡単な機能があります!

早送りもスロー再生も一緒の場所でできるのでぜひ実践してみてください。

※注意点:早送り、スロー再生したい部分はあらかじめカットしてください。動画全体に適用されてしまいます。

カットした部分を選択して、左クリックします。そうすると上記の画面が出てくるので、矢印の「速度・デュレーション」を選択します。

この画面で調節します。数字が大きいほど速さを増します。

私はスロー再生したい場合は10〜15%、早送りしたい場合は300〜400%をよく使用しています。

 

②ワイプの入れ方

 


続いては上記のように動画にワイプを挿入するやり方です。

まず画像や動画を読み込んでから、入れたい秒数の所にドラッグ&ドロップします。しかしそのまま入れただけですと、動画同士が重なった状態になり、元の動画が全く見えません。そこで左側の「ビデオエフェクト」を使って調節します。



「スケール」
という部分で大きさを変えていきます。ちなみに元の状態の大きさが100です。
逆に動画をアップにしたい場合にも使えるのでぜひ覚えといてくださいね。

そしてこの画像や動画を動かすには、「位置」で調節します。の数字を動かすと左右だと上下に動くので自分の好きな場所に移動させてみてください。

上級編

中級編では動画の面白い部分や強調したい部分をさらに目立たせることができるようになったのではないでしょうか。
ここまできたらぜひ上級編も挑戦してみてください。

①動画をモノクロ、セピアにする方法

<モノクロの場合>

上の部分の「エフェクト」を選択し、横に表示させたら、「ビデオエフェクト」→「イメージコントロール」→「モノクロ」をドラック&ドロップして、入れたい部分に重ねて挿入します。

<セピアの場合>

「イメージコントロール」まで同じですがそのあと「カラーバランス」を選択します。同じくドラック&ドロップして動画に挿入させます。この時点では動画の色に変化はありません。
続いて「エフェクトコントロール」の下の部分に「カラーバランス」という項目が増えると思います。そこの数字を調節して自分でセピアを作り出していきます。

動画によって違うとは思いますが、だいたい赤→150前後、緑→80前後、青→45前後で調節するとセピアカラーになるでしょう。

またモノクロなど色を変え、「スケール」で動画の大きさを変えれば、動画内で寸劇などをしたときに使えそうですね。

②テロップを上下左右にスクロールさせる方法

最後はテロップを横にスクロールさせる方法また、エンドロールを作る簡単な方法をご紹介します!

まずはいつも通りテロップを作成します。

続いて、みなさんもうだいぶお馴染みの「ビデオエフェクト」の部分で調節していきます。
ここで最も大切なのが「位置」をクリックして画像のように青くすることです。
※こうしないと、ロールの始まりと終わりの位置を指定できません。

この状態で位置を決めると、右側にダイヤのマークが出てきます。これで自分の好きな位置で始めと終わりを決めてください。
(「位置」の横の数字の左側だと左右に流れるロールが作れ、右側だとエンドロールが作れます!)

※ちなみに数字の部分にカーソルを当てて、マウスの左ボタンを長押しながら左右に動かすと簡単に数字を調節できます。

最後に

ここまで長くお付き合いくださいまして、ありがとうございました。
いかがだったでしょうか?わかりやすい!やってみよう!と思っていただけたら幸いです。
私もまだまだ初心者で、できないことも多くあるので編集しながらまた見つけていきたいと思ってます。

年末年始は普段よりもたくさんのSP番組がやっています。
みなさんもテレビ番組や人気YouTuberの方々の動画を見て、自分のできそうな編集作業からやってみてはどうでしょうか?

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