2020年版YouTubeチャンネル登録者数を増やす15の秘訣

今から始めたい!という方々にオススメ、そしてYouTuberのみなさんだけでなく、企業のチャンネルを運営する方々にもぜひ見ていただきたい海外記事を紹介していきたいと思います。

今回参考にさせていただくのは「15 Tips for Growing Your YouTube Channel(あなたのYouTubeチャンネルを成長させる15の秘訣)」よりチャンネル登録者数をさらに増やすための方法をまとめました。

引用元の“Social Media Examiner”はMichael Stelznerによって設立されたソーシャルメディアマーケティングの情報提供をする世界最大の団体であり、ビジネスマンがソーシャルネットワークをどのように利用できるかについてオンラインマガジンやブログなどを通して発信しているサイトです。

1.週に複数回YouTubeに投稿すること

Commit to Posting to YouTube Multiple Times Per Week
最近の報告によると「週に2回以上動画を投稿すると再生回数が増えていく」そうです。また「可能であれば、週3回以上動画を投稿してください。」と書かれています。特にYouTubeを始めたては一週間で複数投稿し、定期的に動画をアップし続けるとアルゴリズムがうまく機能するようです。

2.継続的に動画を制作できる環境を作ること

Develop a Sustainable Video Production Workflow
YouTubeに上げるための動画は撮影や編集にあまり長く時間をかけてはいられません。そのため、定期的に動画を制作できるような環境を作る必要があります。ここでは「動画撮影用のスタジオを用意したり、必要であればアシスタントや制作チームを雇うなど動画制作の流れを決めていく必要がある」と書かれています。

さすがにここまで用意するとなると機材費、人件費など膨大なお金がかかりますよね。なので最初は、動画の撮影や編集時間、1日に編集する本数の目標を決めるなど制作の流れを作っておくことは大事だと思います。

3.冒頭で視聴者の興味を惹くこと

Begin Each Video With an Interesting Hook
例えば、「ヘアスタイルの説明動画の場合、最初に完成形を見せてからやり方を説明したほうが視聴者はより興味を引くのではないか」と話しています。ほかの動画でも、前フリなどはなるべく短めにして本題に入ったほうがよいですよね。

4.動画内のタイトルとオープニングは短くすること

Keep Titles and Opening Credits Short
「動画の冒頭に長いタイトルやオープニングがあると視聴者は興味を失う可能性がある」を書かれています。「タイトルとオープニングは短くしてパンチのあるものし、全体を5秒以内にする」そうです。確かに先ほどの前フリの場合もそうですが、なるべく短いほうが手軽に見られますよね。

5.動画、チャンネルまたはウェブサイトを宣伝するためにエンドスクリーンを追加すること

Add End Screens to Promote Your Videos, Channel, or Website
エンドスクリーンは最後の20秒間に終了画面というのを追加できるようになっています。それを有効活用してみてください。

こちらは北の打ち師たちさんの動画の終了画面ですが、このように自分たちの別の動画の宣伝やチャンネル登録、そしてセカンドチャンネルの動画が登録できるボタンもあります。この設定はクリエイターツールから簡単に設定できるのでぜひやってみてください。

6.視聴者を動画から離脱させないこと

Edit Distractions Out of Your Video
「本題から大きく脱線してしまうなど内容的にも視覚的にも退屈しないような動画作り」を心掛けましょう。クリック一つで視聴者は簡単に動画を離れてしまいます。そのため、ある程度短くすることが必要であり、カット編集が大切になってきます。本題に全く関係のない話などは面白かったとしても基本的にはカットしていきましょう。

また、そのままカットしてもよいですが、黒画面にテロップを入れたり、トランジションなどを使用することによって場面の切り替えをわかりやすくしてもよいでしょう。

7.サムネイルでストーリーを伝える

Design Video Thumbnails YouTube Users Want to Click
サムネイルは動画の第一印象<のようなものです。この出来具合で視聴者の見たいという気持ちが左右されると言っても過言ではありません。そして特にサムネイルの効果が発揮されるのが、おすすめ動画にのった時です。

YouTubeで動画を見ているとき、右側のサイドバーに「あなたへのおすすめ」や今見ている動画の関連動画が表示されています。ここで「動画のサムネイルを目立たせる必要がある」と書かれています。

<サムネイルで大切なこと>

    ①サムネイルでストーリーを伝える。

    状況を設定し、視聴者に何が起きているのかをイメージしてもらえるように作る。またサムネイルと動画のタイトルそれぞれだけで伝えるのではなく、両方でうまく補い合って巧みに並置することがポイント。

    ②デザインは小さくても見やすくわかりやすいようにする。

    YouTube上でサムネイルを見かける時、このように通常の動画のサイズよりも断然小さくしか映りません。そのため、小さくもわかりやすくインパクトのあるものにすることが大切です。

    ③一貫性を持たせる

    サムネイルが一貫して見えると、視聴者はすぐにあなたの動画だと認識できると書かれています。ではどうやって一貫性を持たせればよいのか。それには

  • 類似のテキストフォント
  • 自身のチャンネルのロゴ
  • テキストの文字色を決める
  • 形やデザイン要素
  • 同じ人物の顔を入れる

などを使ってみるのもよいでしょう。

※以前、サムネイル作成に関する詳細をブログで紹介したのでこちらもぜひ。

→「その動画、再生数が低いのはサムネイルのせいかも…YouTubeで再生回数が増えるサムネイルの三か条」

8.Google AdWordsを使ってサムネイルの効果をテストすること

Test Thumbnail Options With AdWords
Google AdWordsを使って一週間に約10ドルをつかってどのサムネイルが最大視聴率を取得できるかが確認できます。テストする動画をグループにするには、Creator Studioを開き、[アナリティクス]>[概要]に移動します。右上の[グループ]をクリックし、プルダウンメニューから[ビデオグループの作成]を選択します。そこからグループを作成することができます。気になったかたはぜひGoogle AdWordsから確認してみてください!

ちなみにkamui trackerでは無料登録していただければ、自分の動画の視聴率一覧や平均再生回数、動画を見ている年代や性別など動画を分析する上を必要なことが簡単に見られるのでこちらも一緒に参考にしてみてください。

9.チャンネル登録率の高い動画を見て研究すること

Replicate Topics or Tactics From Top-Performing Videos
上記の別サイトを使うことも大切ですが、YouTubeが提供しているYouTubeアナリティクスを使って自分の動画を分析していくことも重要です。

YouTubeのクリエイターツールにあるアナリティクスという部分から確認できます。[アナリティクス]>[視聴者維持率]に移動すれば、どの動画で視聴者はチャンネル登録をしてくれたのか、チャンネル登録者数が多かった動画順でタイトルが一覧で表示され、それをクリックすると詳細が見れるようになっています。

10.多くの情報を伝えるために、長い動画も作ること

Create Long Videos to Improve Watch Time
視聴者に情報を提供する場合、「動画の適切な長さは、動画を変に付け足したりせずに全ての情報を提供するのに十分な長さである」ことだそうです。しかし、視聴者を失う可能性があるので、目的もなくただ長くはしないでくださいと書かれています。

このサイトでは「PBS Space Time」という登録者113万人のチャンネルについて紹介しています。基本的には7〜15分ほどの動画が多くこれらが人気のあるチャンネルで、中には20分の長い動画や定期的に30分の動画を投稿することもあるそうです。

どの動画も再生数は常に多いことがわかります。

そして長い動画を作成する場合には一般的に7〜15分の動画が最も効果的だそうです。

11.YouTubeLiveを行うこと

Go Live on YouTube

ライブストーリミングのメリットとしては3つあります。

  1. カット編集の手間がなくなる。
  2. 普段ならばカットされてしまう部分を見ることができます。
  3. 視聴者と直接コミュニケーションができるため、多くの人に見てもらえる良い機会になります

このように準備さえできれば、「動画を作成する上で最も簡単な方法」と言えるでしょう。

12.3タイプの動画バランス良く公開すること

(YouTubeクリエイターアカデミー)より

Use Three Types of Videos in Your Content Mix
「多くのYouTuberは公開スケジュールが一貫していることが多い」そうです。週に数本の人から毎日投稿している人まで様々ですが、そんなに多くの動画は出せないと思っている人に向けて「Hero」「Hub」「Help」戦略をご紹介します。

ヒーローコンテンツ

普段の視聴者以外にも見てもらえるような動画です。YouTuberのコラボやタイアップ、年間行事と絡めた企画などを動画にして、普段はターゲットではない視聴者にも自分たちの動画をに見てもらえるようにすることです。

ハブコンテンツ

普段ターゲットとして視聴者の関心に合わせて、定期的なスケジュールで公開される、いわば通常の動画(エンタメや質問コーナーなど)です。ここで大切なのは、新しい動画が出るたびに見続けてもらえるようなものを作成しつづけることです。

ヘルプコンテンツ

視聴者のためになるような動画であり、知識などを伝えることで動画です。視聴者が検索するかもしれない質問に答えることで、YouTube上で見つけてもらいやすいコンテンツだと思われます。質問に答えたり、疑問を解決していくだけでなく、やはりYouTuberとして楽しさを兼ね備えた楽しい動画を作成したほうがよいでしょう。

基本的にはハブコンテンツのような通常の動画を出していき、週1や月1などでヒーローコンテンツやヘルプコンテンツを混ぜていくことで新規視聴者に見てもらえる機会を増やすことは大切です。

13.動画をシリーズ化すること

Develop Videos as a Series
有名なYouTuberのチャンネルには複数のシリーズがあります。そしてそれらをプレイリストにすることで一つの動画が再生されたときに、自動的に次の動画が関連動画に追加されます。

また注意点としては、少なくとも3つのプレイリストを作り、各ビデオを追加することをおすすめしますと書かれています。

14.他のYouTuberとコラボすること

「他のYouTuberとコラボすることによって、お互いの視聴者に見てもらうことができるので視聴者を増やすのには最も効果的な方法」と言えるでしょう。

しかし誰とでもコラボすることはできません。またコラボするにあたっていくつかポイントもあります。

同じであり、異なる動画のYouTuberとコラボする

自分の動画を見てくれている視聴者に他に誰の動画を見ているかを調査して、そこから絞る。「視聴者層は似ていても全く別の動画の系統のYouTuberとコラボすることで自身も成長していくでしょう。」と書かれています。

ほどよいチャンネルとコラボする

もちろん、コラボするチャンネルは大きければ大きいほどよいですが、なかなか依頼は受けてくれないでしょう。もしコラボするなら、あらかじめ知り合いになることが必要だと考えられます。しかしたとえ小さいチャンネルだとしても一本の動画がきっかけで突然超有名YouTuberになりうる可能性があるのが、YouTuber界です。

複数のクリエイターとチームを組む

コラボは二人だけで行う必要はありません。様々なジャンルのクリエイターと協力し、お互いの知識を共有しながらチャンネルを作りあげます。クリエイターとのコラボも増えていきます。そしてクリエイター同士が友達になって交流していくのも、チャンネルの成長に繋がっていくと考えられます。

15.コラボをしたら動画のタイトル、タグ、概要欄に追加すること

コラボしたYouTuberの視聴者にコラボ動画を見つけてもらうようにするため、YouTuberの名前をタイトルやタグ、概要欄に追加すること重要であり、また相手も同じことをしてくれてるかも確認してください。また、概要欄には名前だけでなく、コラボして動画や相手のチャンネルのURLまで載せることも大切です。

最後に

YouTubeチャンネルを拡大するには、視聴者とアルゴリズムを考慮して動画を作成する必要と書かれています。

本日紹介した15の秘訣。実践している項目もあるとは思いますが、自分のチャンネルを成長させたいならば、ぜひ試してください。地道に動画編集の技術を磨いて努力することも大切ですが、その動画が誰にも見つからないでのは意味がありません。コラボや視聴者の傾向をみてデータを分析して動画を作り上げることも大切です。

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