2018年、YouTubeがクリエイターに対して発表した5つの重要項目を解説!

先日、YouTubeからクリエイターに対して、特に意識してほしい重要な5つの項目が発表されたことをご存知でしょうか?今回の記事では5つそれぞれの項目について、ポイントをふまえながら、より簡単に、それぞれの内容について解説していきたいと思います。

YouTubeCEOのスーザン氏が直々に発表した声明となっています。

2018 年 クリエイターに対して掲げる 5 つの重要項目 / 日本版 YouTube 公式ブログ

1.透明性とコミュニケーション

透明性とコミュニケーション

昨年、YouTube ではブログやフォーラムで皆さんへ多くの情報を伝えてきましたが、今後の情報の共有、質問への回答、および問題への対処において、@YTCreatorsおよび@TeamYouTubeを活用していきます。加えて、ニュースやアップデートについてのメール配信も行います。受信を希望される場合は、こちらから登録をお願いします。

これまでも事前にクリエイターからの意見を参考にして、アップデートや新機能のリリースが行われてきましたが、今後はこのプロセスをより強化していく方針とのことだそうです。

具体的な詳細はまだ決まっていないようですが、YouTubeチャンネルなども広く活用しつつ、今までよりもさらに、できるだけ多くの意見をすくい上げてもらう事を期待したいですね。

2.クリエイターの成功をサポート

クリエイターの成功をサポート

広告以外のチャンネルの収益化方法の拡充も図っています。Super Chatではライブ ストリーミング中に収益化することができます。また、インフルエンサー マーケティングを望んでいる企業と YouTube クリエイターをつなぐためにFameBitを買収しました。これらに加え、有料会員向けサービスの YouTube Red の拡充、新規マーケットに向けて改良された YouTube Music 体験の提供などにも取り組んでいきます。他にも、視聴者が月々のサブスクリプションでお気に入りのゲームクリエイターのスポンサーになることができる機能をすでに一部に提供していますが、今年後半にかけてこの機能をより多くのチャンネルに提供できるようにしていきます。

2つ目は、YouTuberにとって関心度の高い収益に関するものです。昨年YouTube上で収益を得るための基準が引き上げになり、広告の掲載ができなくなったクリエイターの方も少なくないと思いますが、現在の収益化の制限にまつわる問題の解決に加えて、上のような新しい収益化方法を提供していく事も検討中のようです。

日本ではまだ機能の提供が始まっていないものも含まれていますが、再生回数の多さだけに依存しない、新しいマネタイズ方法が提供される可能性もありますので、ひき続き注目してウォッチしていきましょう。

3.視聴者が動画ともっと出会えるように

視聴者が動画とエンゲージする機会をさらに増やすために、YouTube ができることは他にも多くあります。すでに一部に向けて提供が始まっているコミュニティタブやReelsなどといった機能は、クリエイターが素早く気軽に視聴者とコミュニケーションをとることができるツールです。また、ARやVRといった革新的技術を使ったより没入感のある視聴体験についても、今後さらに強化していく予定です。

3つ目は、YouTube上でよりたくさんの動画に出会いやすくするための改善や新しい視聴体験を提供する技術についてです。

ちなみにコミュニティータブについてはすでに2017年からチャンネル登録者10,000人以上のクリエイター限定で使える機能になっていますが、こちらではファンにアンケートを取ったり、写真やテキスト、そしてGIFなどを使ってファンと交流することができるようになっています。

YouTubeでアカウントに登録してくれるようなファンの人は制作の裏側がみれたり、完成するまでのプロセスに参加できる事を楽しみにしている人が多いため、この機能を貴重なものとして利用している人も多いようです。

クリエイターにとっても投稿していくコンテンツのヒントを与えてくれるものになっているため、こういった機能は今後もより充実していくことが予想されます。

4.ポリシーの厳格化と運用を徹底

ポリシーの厳格化と運用を徹底

日々直面するポリシーに関する新しい問題に適切に対処することは、YouTube が負う大きな社会的責任だと考えており、それらに対し適切に対処できるよう、YouTube では多くの専門家や外部組織と連携しています。たとえば、米国のヘイトスピーチや自殺などの問題では、Anti-Defamation Leagueや National Suicide Prevention Lifeline と協力しており、そうした第三者機関はYouTubeのポリシーの改善をする上で不可欠です。YouTubeはそうした協力体制を2018年も継続していきます。

こちらは2017年末に問題となった自殺者を撮影した動画の投稿などの問題を受けての事になるかと思いますが、YouTubeは今後一層、サイトの健全性を強化していくことを発表しました。YouTubeは誰でも無料で参加できる、オープンな動画プラットフォームである事がサービスの一番の特徴になるわけですが、それは同時にモラルや常識に反するコンテンツが投稿される要因にもなり得ます。

危険なものや過激なもの全てを規制するわけではないと思いますが、ただ話題性だけを狙ったコンテンツを投稿していくだけだと、YouTuberは今後生き残っていくのが難しくなるかもしれません。

ちなみにこのポリシーの厳格化と運用の強化については具体的な数字も発表されていて、2018年以降、コンテンツの審査をする人員を10,000人以上拡大していく方向で検討されているようです。

5.学びと教育的コンテンツへの注力

学びと教育的コンテンツへの注力

YouTubeクリエイターが教育や学びの分野を発展させる力は、非常に大きな可能性を秘めており、巨大な現代の動画版図書館へと進化した YouTube の役割は今後も広く利用されるべきです。これからも引き続き教育系クリエイターとの連携を深め、そうしたコンテンツをより多くプラットフォームに加えるとともに、Goodwillに代表されるような専門組織との協力によって高品質のYouTubeの仕事上の能力開発動画の拡充を図っていきます。

最後はYouTubeが今後より強化を行なっていく教育コンテンツに関してです。教育コンテンツはYouTubeというプラットフォーム上で価値を発揮しやすく、世界に広く利益をもたらすことができるコンテンツであるとYouTubeのCEOも考えているようで、特に教育系クリエイターとの連携は深めていく方針のようです。

ちなみに教育コンテンツというのは学生の勉強に関するものだけではなく、家電の修理の仕方やエクセルの使い方など、今までできなかった事ができるようになるといったより幅広い意味でのコンテンツの事になります。

アカウント運営で伸び悩んでいる方は、これをヒントに投稿するコンテンツの方向性を再度検討してみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回発表されたものはYouTubeの今後の大きな方向性に関するものがメインで、具体的な基準などはあまり明確に示されていません。しかし2017年末に発生した騒動への対応なども考慮すると、YouTubeの品質を著しく下げるようなコンテンツに対しては今後より一層厳しく対処していくことが予想されます。

内容が過激なものはそれだけ注目を浴びやすいですが、目先の再生回数だけではなく長期的な視点で長く活躍していくためにはどうすればいいかという事も考えてアカウントを運営していく事が必要になるかもしれません。

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