人気ゲーム実況者から学ぶ!チャンネル登録者数を伸ばす実況って?
目次
ゲーム実況を始めたものの、チャンネル登録者数がいまいち伸びない…なんて経験はありませんか?登録者数を伸ばすゲーム実況とはどのようなものなのでしょうか。今回は人気のゲーム実況者にどんな特徴があるのか、いろいろなスタイルから探ってみました。
親しみやすさが持ち味のゲーム実況者「レトルト」
2008年からゲーム実況を投稿している「レトルト」。ゲーム実況界隈ではおなじみの投稿者です。レトルトの持ち味はのんびりしたプレイスタイルと、親しみやすいトーク。声から分かる楽しそうな雰囲気が特徴です。また、プレイしてるゲームもメジャータイトルの実況シリーズから、単発でのブラウザゲーム実況まで多岐にわたります。特定のジャンルやシリーズ、会社のゲームにあまりこだわりはないようです。
思わぬ掘り出し物のゲームを、実況者のプレイ動画で見つけることができるのもゲーム実況を追いかける上での醍醐味。「次はどんなマイナーゲームを持ってくるのか?」という期待感や、「そんなゲームどこにあった!」という嬉しい驚きなどが、彼が人気を集めている大きなポイントのひとつといえるでしょう。
チョイスするゲームの種類が豊富な実況者「ポッキー」
とにかくいろいろなゲームをプレイしている実況者といえば、「ポッキー」をご存知の人も多いと思います。最近はスマホゲームの実況も多く、有名タイトルのゲーム実況とあわせて小ネタ的に見ることができるような、単発モノが揃っているのも大きな魅力です。
また実況ではテンポのよい喋りやするどいツッコミなど、見ている人を飽きさせない話術が特徴的です。自分のプレイスキルに対して「天才だわ~」など、ときおり入る自画自賛ネタもご愛嬌。視聴者が思わず「それを実況者が自分で言うのか!」と、見ている動画にツッコミをしたくなる「ボケ」の要素があるのも魅力のひとつです。
ポッキーのキャラとトーク力を存分に楽しめ、ゲーム実況者の参考にもなるものとして、「ボケとツッコミを全部やってくれるゲームが面白い」という動画があります。
「ボケとツッコミを全部やってくれるゲーム」という実況者いらずのゲームを見事に実況してのけたこちらの動画。ゲームそのものがツッコミを入れているので、実況者が入る余地はなさそうに見えます。
しかしポッキーは負けじとゲームのツッコミに対してツッコミを入れにいったり、実況できそうなところですかさずトークを挟んだりなど、ゲーム実況者としての対応力が高いことがわかります。どんなゲームでも実況して楽しませるスキルを身につけることも、登録者を伸ばす実況者になるための重要な要素と言えます。
落ち着いた雰囲気と編集技術が魅力の「セピア」
「【ゼルダの伝説スカイウォードソード】01:激辛党が辛口モードを辛口実況」より
任天堂系ゲームを多くプレイしている実況者「セピア」。彼の魅力は落ち着いた口調と丁寧な喋りから繰り広げられる博識スタイルな正統派実況です。なお、かなりのイケボなのも特徴。プレイしているゲームそのものへの実況のみならず、持ち前の知識の多さで小話を混ぜてくるので聞いている人を飽きさせません。
また、セピアはシリーズものの動画のOPやEDを自分で作っています。例えばゼルダの伝説スカイウォードソードの辛口実況では、リンクの戦っているシーンなどをテンポよく繋ぎ、壮大なBGMとともに今回の動画の趣旨をテロップでわかりやすく説明しています。EDでは負けたシーンとその実況をひたすらカウントしたものを流し、これまでのプレイ動画を振り返っています。
こういった視聴者を引き込むOP、余韻を楽しむEDもまた評価項目のひとつになります。編集技術を持っている人は、OPなどを作って動画を盛り上げて見るのもひとつの方法といえます。
攻略からバグ裏技小ネタ紹介までゲームをとことん楽しめる「Fate Games」
イケボでのんびりした喋り方が特徴のゲーム実況者「Fate」。彼のチャンネル内の動画は、ひとつのゲームを長くプレイしているのが特徴です。
いろいろな種類のゲームをたくさんプレイするのも見ている人にとっては楽しい要素ですが、ひとつのゲームを深く掘り下げるスタイルは、そのゲームが好きな人たちにとってかけがえのない魅力となります。思わずチャンネル登録したくなる要素ともなるでしょう。
Fateの実況ではバグや裏技のほか、「◯◯をしたらどうなる?」といった興味を引くトライなど、ゲームのちょっとした小ネタや小技が豊富に見られます。やり込み系のゲーム実況者を目指したい人にとっては、良いお手本となるかもしれません。ひとつのゲームをとことんプレイして、「このゲームならこの実況者」「このゲームについて詳しく知りたいときはこのチャンネル」と思わせることを目指してみましょう。
一癖あるネタとノリが秀逸な実況者「幕末志士」
「スーパーマリオ64」で、プレイヤーをどこまでも追いかけてくる1upキノコを「緑の悪魔」と称し、本当は嬉しいはずのボーナスアイテムから逃げまくる…そんな個性的な動画で人気を博したおなじみの実況者です。動画を定期的に投稿して注目させるのではなく、投稿しては数年放置するというスタイルをとっていたのにも関わらhttps://youtu.be/PRsQxLjo7Foず、2014年に投稿した「幕末志士達のスマブラ64実況プレイ」は1,000万再生をゆうに突破。現在も着実に再生数を伸ばしています。ちなみに今回ご紹介するなかでは唯一、二人組の実況者です。
現在では定期的に投稿がなされていて、実際に実況をする二人である「西郷さん」と「坂本さん」の語彙の豊富さや笑いを誘うトーク技術、一瞬にしてファンの心を掴む魅力は必見です。
喋りが面白いのはもちろんのこと、前述のように1upキノコを「緑の悪魔」に仕立てあげるといった、本来の遊び方とは違うゲーム方法を生み出す発想も「この人たちの動画をまた見てみよう!」と思わせる要素です。
複数人で実況すると登録者が伸びやすく
複数人実況スタイルで人気を博した人たちのなかには、有名な「兄者弟者」もいます。彼らは実の兄弟なため、スタイルをそのまま真似しようと思ってもなかなかできるものではありませんが、複数人で実況することによってそれぞれにファンがつけば、登録者数を大きく伸ばすことができます。
また、ある程度ひとりで実況を続けてそれなりに登録者が増え、ゲーム実況者同士のつながりができたら、実況者同士でコラボをするというのもひとつの手です。
ゲーム愛+αで視聴者を引きつける!
今回はゲーム実況動画の登録者数を伸ばしたい人に向けて、人気のあるゲーム実況者の特徴をご紹介しました。他にも人気のゲーム実況者はたくさんいますが、登録者数が伸びる実況者には個々のスタイルが存在することが分かります。
登録者を伸ばしたいと考える人は、自分がどんなスタイルで実況したいのかと照らし合わせ、まずは自分に近いスタイルの実況者の真似をしてみるのはいかがでしょうか。