「登録者数1000人突破は難しくない」−人気YouTuber3人が語る、チャンネル運営のコツとは?

YouTuberを始めたものの登録者数が伸び悩んでいる、チャンネルをどう運営していけばいいか分からない。そんな悩みを抱える人が多いのではないでしょうか。そこで今回はYouTubeチャンネル登録者数が数万~数十万超えの人気YouTuberが語る、登録者数を増やすためのチャンネル運営のポイントを解説した動画を紹介します。

役立つ動画×短い動画で1,000人超えも簡単に

ぽこちんTVより

2018年のYouTube収益化の新規制により、登録者数1,000人を意識する人が増えつつあります。そこでチャンネル登録者数3.6万人超えのぽこちんTVでは、登録者数を増やす具体的な方法を提示。なお、ぽこちんTVはサブチャンネルで、本チャンネルは「日本一のマジシャン ポンチ」でチャンネル登録者数は14万人を超えています。

短い動画をたくさん投稿するのがコツ

ぽこちんTVいわく、以下の3つのことをやると登録者1,000人超えは難しくないとのこと。

  1. ・短い動画をたくさん作る(できれば3分~5分)
  2. ・なおかつ誰かの役に立つ動画である
  3. ・3ヶ月は頑張る

YouTuberを始めた初期の頃はとにかく知名度をあげるのが大事。長い動画は後から出せばいいので、短い動画を作るのがおすすめとのこと。この方法は、1,000人超えのチャンネルでも今よりも登録者を増やしたい人や伸び悩んでいる人にとっても参考になりそうです。

誰の役にも立たない動画は作らない

短い動画を量産するといっても、誰の役にも立たないものはもちろんNGです。チャンネル登録ボタンを押すハードルはけっこう高く、つまらない動画や全く役に立たない動画ではチャンネル登録には結びつきません。登録しようと思われる動画のひとつの基準として、内容が短く完結にまとまっていて役に立つというものがあります。

役立つ動画がたくさんあれば「ちょっと登録しておこう」と思われやすいようです。

動画開始3分に面白さを詰め込むのがカギ

けいじチャンネルより

こちらはチャンネル登録者数2.9万人超えのけいじチャンネルが投稿した「ゲーム実況で再生数を増やして登録者1,000人を目指そう」の動画です。ゲーム実況に特化して登録者数を増やすコツなどを解説。ここでは「動画の面白さ」と「視聴はどこからくるのか?」などのポイントから、登録者数を増やす具体的な方法が分かりやすく示されています。

面白い動画の「面白さ」ってなに?

一般的に、動画が面白いと登録者数が伸びる傾向にあります。しかしそこで問題なのが「面白いってなに?」ということ。けいじチャンネルでは「面白さは人それぞれで正解を求めることはできない」と説明。その上で「作り手が何を見せたいのか(何を見てもらいたいのか)を動画の面白さとする」と動画の面白さを定義します。

  1. ・ゲームの攻略を見せたい場合は攻略をキッチリする
  2. ・ゲームがうまくないのでリアクションを見せたい場合は面白いリアクションをしっかり取る

上記は一例ですが、自分のプレイスタイルに合わせて見せたいものをまず決めていきましょう。

“見せたい部分”は動画の前半に入れる

さらにけいじチャンネルでは、「動画の見せたい部分は前半に入れるべし!」と力説。なぜかというと、10分の動画の場合ほとんどの人が2分~3分で見るのを止めてしまうからだそうです。YouTubeというのは、面白くないと感じたら今の動画の視聴を切り捨て、関連動画からどんどん次の動画に移っていく傾向があります。

そこで動画の最初の方に面白いことをどんどん入れていくのがポイント。例えばホラーゲームの場合、怖がっているリアクションなどを最初の方に最低でも5個は入れるなど。ようするに「つかみが大事」ということになります。

視聴者はどこから?検索流入以外も意識する

人に見てもらう時に疑問なのが「そもそも視聴者ってどこからくるの?」という点。多くは「YouTubeの検索」から動画を探して見にきます。そこでけいじチャンネルでは、検索以外からの流入を意識するため、チャンネル内で1つのタイトルだけでなくさまざまなジャンルの動画を投稿すると解説。

こうすることで、例えばAというゲームタイトルを検索して動画を見つけた人が、同じチャンネル内の別ジャンルの動画も発見して視聴してくれる可能性が増えるとのこと。実際、ゲーム実況チャンネルでもゲーム以外の動画投稿が見受けられることがしばしばあります。このようなチャンネル運営方法を実践している人もすでにいるということですね。

丁寧に作った動画で視聴者維持率を増やす

総長ウララより

こちらもゲーム実況で登録者数を増やす方法です。解説してくれるのは登録者数は22万人超えの総長ウララ。もし「ウララがいちから実況を始めるなら?」と仮定して、自分の経験からひとつのチャンネル運営方法を説明しています。この動画の方法はチャンネルを開設したばかりの人から、すでにある程度の登録者数がいる人にも参考になる動画です。

最初はリスナーを増やすことに専念

ゲーム実況を始めた人が一番最初にやることは、視聴者数を増やすこと。ゲームなら人気のタイトルをプレイすることでリスナーを増やしていくのがおすすめとのこと。

編集に時間をたっぷりかけてファンを獲得

ある程度チャンネル登録者を増やしたら、動画のクオリティをあげていくため、総長ウララが取った行動は「編集に時間をかける」ことでした。編集に10数時間もかけたとのこと。

これには理由があり、いい動画を作って視聴者維持率が増えれば、他の人気の人の関連動画や「あなたへのオススメ」に出やすくなるようです。なので編集の手抜きをしない動画を週1で上げることをおすすめしています。これで総長ウララチャンネルは当初「300人から8,000人」に増えたそうです。

スマホ視聴者を意識したサムネ作りも重要

動画を見てもらえるかどうかに関して、サムネイルの存在は絶大です。多くの投稿者がサムネイル作りをがんばっています。ところが動画作成をするYouTuberはパソコンで動画作りをしていることがほとんど。たいしてユーザーはパソコンだけでなくスマホからも視聴します。

むしろスマホから見る層のほうが多いことも。スマホから見て見づらい文字(細いとか小さいとか細かすぎるなど)は避けて、字を太くするなどの対策も忘れないようにしましょう。

見ごたえある動画でチャンネルを育てよう

今回はYouTuber自身によるチャンネル運営のポイント、登録者数を増やすコツなどをご紹介しました。解説してくれたYouTuber自身も述べていることですが、チャンネル運営方法はひとつではありません。動画の作り方やアピールポイントも千差万別です。しかし「見ている人が満足する動画」を投稿していけば、登録者数は確実に増えていくことが分かります。

今回、解説したポイントなどを踏まえて自分のチャンネルに足りない要素を探して今後の方針にしてみてはいかがでしょうか。

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