小学生がなりたい職業ランキング上位のYouTuberがお先真っ暗と言われるワケ

みなさん、小学生の頃の将来なりたいお仕事はなんだったか覚えていますか?
私が幼かった頃はスポーツマンや医者という答えが多かった気がします。

しかし、なりたい職業にもトレンドがきっちり反映されているようで、YouTuberが職業として認識されつつある現状があるようです。
日本FP協会が発表した2017年度小学生の「将来なりたい職業」ランキングによれば、男子のランキングで6位にYouTuberが入っているのです。

子供からは羨望の眼差しで見られることが多いですが、大人の視線はなんとも冷ややか。
ネットでは「現実を見てない」「安易に考えてる」「稼いでいるのは一握りだけで、大多数は生活すらできない」「今うまくいってても将来どうなるか分からない」などなど…
将来を心配する声で溢れました。

2016年からテレビではこんなCMをよく見かけました。
「好きなことで、いきていく。」という印象的なコピーと、今では数百万というちゃんねる登録者数を抱え、国内を代表するクリエイターたちが起用されたYouTubeのCMです。
画面で見ていたヒーローたちと同じような大人に自分もなりたい、と思うのが子供心。

一方で現実と向き合っていた大人の目は今以上にシビアでしたね。
こうした世の中の状況をどう受け止めればいいのか、一緒に考えてみましょう。

なぜYouTuberは批判されるのか?

YouTuberという職種が未知だから

この記事をはじめに執筆した頃、YouTuberという言葉が認知され始め、話題になった頃。
今ではクリエイターの数も格段に増え、CMに起用されるYouTuberやテレビ番組に出演する人も増えてきました。

しかし、依然として職業として社会に受け入れらているかと言えばそうではなく、一過性のブームと思われていていることに変わりは無いようです。

はた目にはどこにでもいる素人で何が面白いのか分からないから

YouTuberに対して懐疑的な方はテレビや芸能界と比較される方が多いように思います。
芸能人やタレントさんと比べれば、YouTuberの確かに素人が芸能人のマネ事をしているように見えるのだと思います。編集のクオリティも段違いなのは認めざるをえません。

しかし、素人だからこそ面白く、自由で制限のないクリエイティブが発揮されるのだと私は思います。
制約がテレビよりも少ないYouTubeの世界で試行錯誤しながら投稿し、ファンになっても近い距離感でコンテンツを盛り上げられる、これはテレビでは出来ないものです。

国内で最もチャンネル登録者数が多いチャンネルは、はじめしゃちょーさんでその数はなんと690万人(2018年9月時点)です。
人気があるということは、その人を求めている人がそれだけいるということなんです。

楽して稼いでるように見える嫉妬

YouTuberになる方は一般人の方がほとんどです。
YouTuberをよく知らない人から見れば、スマホやビデオカメラに向かって話をしたり、芸能人の真似事をしているだけで収入を得られるように見えると思います。

しかし、それは大きな誤解です。

【愚痴動画】ヒカキン、外歩けなくなるwww【悲報】

チャンネルが成長すれば芸能人と同様にプライバシーがなくなり、

 

会社員YouTuberって毎日何してるの?楽なんでしょ?

会社員と二足の草鞋を履く人もいます。

 

 

YouTuberの動画編集を見てみよう!!
また、編集も専門のチームがいる場合は少なく、大多数の方が撮影編集を自分たちだけでやっています。おまけに投稿頻度が高い人は毎日ですので、企画・撮影・編集を一年ほぼ無休でやり続けなければならないのです。

若くて楽して(いるように見えて)稼いでいるように見えますが、とてもタフでなければ続けられない活動でもあるのです。
また、必ずしも努力が実ることもなく収入に直結するわけでもないので、サラリーマンの方が寧ろ楽な面があるように思えます。

 

YouTuberに将来性はないのか?

YouTubeがダメになったらYouTuberは終わり?

プラットフォームが廃れれば、そこで活動していたクリエイター達にも影響が大きいと考えるのは当然かもしれません。

しかし、YouTube自体は全世界で毎月10億人が視聴する超巨大プラットフォームです。

エルサゲートや一部の悪意ある投稿者の動画が問題になりますが、ものすごい勢いで改善や新仕様を打ち出しています。今なお成長中で、参入する企業も多いです。このサービスが終わる心配は当面しなくてよさそうです。

……ただ、移り変わりの早いネットのサービス。
10年後や20年後も同じようにYouTubeが栄えているかというと、それは保証できないです。

加えて国内で活動するYouTuberの数は格段に増え、競争が激しくなっています。

今本気でYouTuberをやってる人はオーディエンス分析をかなりしっかりやっています。また動画を作る時も視聴者を意識して見やすい編集をしたり、受けそうなテーマを考えたり、かなり試行錯誤しているためハイレベルな戦いなのです。

そういうYouTuber達は時代が変わっても、視聴者が求めているものをキャッチして、自然に次のプラットフォームにシフトしていくと予想しています。

 

年を取って稼げなくなるリスクは当然高い

YouTuber限りませんが、年を取って体力が追い付かなくなったり、若い人の好みとマッチしなくなるリスクはあります。
普通に会社員や公務員として働けばそういう心配をしなくて済む、と多くの人が思っています。

人気YouTuberの恭一郎さんは

「今はいいけど、流行り廃りがあるし、この先の人生のことを考えると、ちょっと不安なんですけど、その辺どう思ってるの?」
という質問に、

「いや、でも、この先の不安っていうことは……。一生仕事しなきゃいけないってことですか?べつに若いうちに、生涯年収くらい稼げばそれでいいじゃないですか」
と答えました。
「若いうちに2~3億稼げれば、それでいい」 人気YouTuberが「男は一生仕事」論を一蹴

会社員が一生安泰という話は昔話になり、多様性のある生き方が当たり前になってきた時代。

好きでもないことをして寿命を少しづつ削りながら生きていくより、好きなことに情熱を燃やして燃え尽きる人生もいいと良い時代に変化しているように思えます。

おわりに

伝えたいのは、本気でYouTuberを目指すならネットのネガティブな風潮はあまり気にしなくていい、ということです。
YouTuberランキングの新人部門(チャンネル開始1年以内)には、毎週誰かしら新しい顔ぶれが入ってきます。

ただし、世間のイメージに反して楽ではないのは事実です。

1日1本動画を作るのもかなり大変で、やらなきゃいけないことも多いですが、本当に好きなら続けられるはず!
安易にYouTuberを目指す小学生については、はじめしゃちょーがこんな動画を出してます。

ユーチューバーを目指すことは、何もしなくていいわけじゃないんだよと。

動画SNSデータ分析ツール
「kamui tracker」

YouTubeデータを網羅し企業やクリエイターの活動をサポートする国内最大級の「YouTubeに特化」したデータ分析ツールです。

試用版を使ってみる

データと専門的な知見に基づいた
YouTuberキャスティング

貴社の商品・サービスに合ったYouTuberの選定から、企画の立案、実施後の振り返りまでをワンストップで行ないます。

相談してみる

このカテゴリの最新WHAT'S NEW