YouTube公式発表をみて思う事 キーワードは「健全性」

皆さんこんにちはトールです

 

今年の2月にYouTubeがパートナープログラムの内容を改訂したのは記憶に新しいのではないでしょうか?

小規模なクリエイターからは「収益を上げられなくなった」という不満が挙がる中で、4月18日にYouTube CEOがブログにてこの問題に言及しました。

大きく5つの点について述べた訳ですが、この発表を受けクリエイターは今後どうすべきなのか僕なりに見解を述べさせていただきます。

 

では早速発表を見てみましょう。

2018年の重要項目に関する最新情報

YouTubeクリエイターの皆様

 

今年の初め、ブログで「2018年 クリエイターに対して掲げる5つの重要項目」を発表しました。その重要項目の1つは、皆さんとのコミュニケーションの頻度を高めることでした。この取り組みの一環として、四半期ごとに最新情報をクリエイター コミュニティに提供する予定です。

ご承知の方も多いと思いますが、この2週間は私自身も含めて YouTube スタッフにとって非常に厳しいものでした。しかし、そのような状況の中、クリエイターの皆さんからたくさんの支援と励ましの声をいただきました。おかげで私たちは勇気づけられ、自分たちの仕事の重要性を改めて認識しました。

昨年は多くのクリエイターにとって困難な年だったと思います。私たちは、皆さんのフィードバックを YouTube の活性化に役立てられるよう日々取り組んでいます。YouTube のコミュニティは順調かつ確実に成長し続けています。昨年1年間で、1万ドル以上の年収を達成するチャンネルは35%以上増加し、10万ドル以上の年収を達成するチャンネルは40%以上増加しました。こうした状況を誇りに思うと同時に、私たちには他にも取り組むべき課題があることも認識しています。

コミュニティが成長しているのは決して他人事ではなく日本においてもその成果はあがっています。

2018年5月現在、年収10万ドルの目安となるであろう年間視聴回数1億回超えチャンネルは”日本国内”でなんと180以上、視聴回数1,000万回超えチャンネルとなると2,000にも迫る勢いです。

1.透明性とコミュニケーション

今年初め、YouTube はソーシャル メディアを通じて皆さんとのコミュニケーションの頻度を高めることを決意しました。

今年は、公式アカウント(@TeamYouTube、@ytcreatorsjapan、@YouTube)宛のツイートの90%について、リプライを600%増やし、返信速度を4時間以内から1時間以内に改善しました。

また、個人の状況に合わせた最新情報を、これまでの2倍の数のクリエイターにメールでお届けしました。

これを読んでいらっしゃる方の中には昨年のYouTubeの収益化に関する方針転換により影響を受けた方もいらっしゃるでしょう。

中でもYouTubeの機械学習により、収益化に適さないと誤って判断されたケースもチラホラと。

こうした流れを受けて、運営とクリエイターのコミュニケーションを盛んにすることで、より「透明性」を確保しようとしているようです。

非公式な方法でもコミュニケーションをしています。

たとえば、YouTube クリエイター チームが運営しているチャンネルの Creator Insider は YouTube の取り組みについて舞台裏情報を提供しています。

↓のようにYouTubeの最新情報などを発信してくれています。

 英語の動画ですが、内容はかなり面白いモノですので一度ご覧になってはどうでしょうか?

2.クリエイターの成功をサポート

YouTube はクリエイターの成長と成功をサポートすることが極めて重要であると考えています。

2月には、YouTube での収益化の利用資格を刷新するという大きな決断を行いました。この変更に不満を持つクリエイターがいることは承知しています。

しかし、これにより広告主との信頼関係は強化されは、YouTube での収益化やコミュニティ全般の活性化につながっており、YouTube でビジネスを構築しているクリエイターにとっても有益な結果がもたらされています。

新しい資格要件をまだ満たしていない方はぜひ、必要な視聴者数の獲得に向けて頑張ってみてください。

学びや成長に役立つリソースもご用意しています。

また、お申し込み手続きにかかる時間に対する不満についても報告を受けています。現在、手続きの時間を短縮できるよう取り組んでいますので、どうぞご了承ください。

収益化アイコンの色が黄色になったり緑色になったりするため混乱するという問題についても伺っています。

2月にはシステムの更新をリリースしました。この更新により全体的な精度が向上しており、アイコンの色が頻繁に切り替わる事案は90%減少しました。

その効果を感じていらっしゃる方もおられるかと思います。またその結果、収益化の再審査請求数も50%減少しました。

収益化システムの誤判定を心配する必要がなくなるのであれば、動画の内容についてより多くのフィードバックを積極的に提供したいとたくさんの方がおっしゃいます。

今月は、ごく一部のクリエイターを対象にパイロット版をリリースし、新しい動画のアップロード フローをテストします。

このフローでは、広告掲載に適したコンテンツのガイドラインに関連する動画の内容について、クリエイターに具体的な情報を提供していただきます。

最終的に目指すのは、プラットフォーム全体のクリエイターが動画の内容を正確に伝えられるようになることです。

これが実現すれば、クリエイターのインサイトをアルゴリズム分類や審査担当者のインサイトと組み合わせることで、収益化プロセスがよりスムーズになり、誤判定による収益化の非承認も減るはずです。

広告以外で収益を得る選択肢を増やしてほしいというご意見もクリエイターの皆さんからお聞きしています。

重要なのはここからです。

先般、メインの YouTube アプリで主にゲームクリエイターを対象にしたスポンサーシップを開始しました。

ファンはスポンサーとして資金提供を行うことにより、お気に入りのクリエイターを継続的にサポートすることができます。

スポンサーを獲得した多くのクリエイターに YouTube の全体的な収益の大幅な増加が見られました。

このため、今後数か月で、対象をさらに多くのクリエイターに拡大していく予定です。

1では動画の収益化に関するクリエイターの意見への対応について述べていましたが、ここではクリエイターが収益を生む為の「新たな方法」について説明されています。

ゲームチャンネルへの「スポンサーシップ」の他にも、既にはじまっているものとしてはライブ配信中に投げ銭が可能な「Super Chat」が挙げられます。

3.視聴者にさらなる交流の場を提供

ファンとの交流が重要であることをふまえ、現在、クリエイターとファンのコミュニケーションを促進できる新しいツールの開発に取り組んでいます。

① コミュニティがさらに多くのクリエイターにまで拡大されました。

また、ホームフィードやチャンネル登録者のフィード全体で投稿をどのように表示するか、誰に表示するかについて調整が行われています。

ランキングとターゲティングが大幅に改善され、適切なタイミングで適切なユーザーに適切な投稿を表示できるようになりました。

ライブ配信機能が更新され、ライブ配信やファンとの交流がさらに簡単になりました。

チャットのリプレイ、自動字幕起こし、位置情報タグを追加し、Super Chat を拡張して IFTTT(If This, Then That)にも対応させました。

YouTube Go も140か国以上でリリースされました。

YouTube Go は YouTube アプリの特殊バージョンで、新興国のユーザー向けに構築されており、インターネット接続が不安定な地域やモバイルデータが高価な地域にいるユーザーのために設計されています。

3で特筆すべきは「YouTube Go」です。

 従来のYouTubeアプリとは異なり「Saved(保存された)」というタブが表示されています。

いつでもどこでも保存された動画をデータ量とWi-Fiを気にせずに見れるこのアプリ。日本でも展開してほしいものです。

4.ポリシーの厳格化と運用を徹底

YouTube が直面している最大の課題の1つは、表現の自由とコミュニティの責任のバランスを取ることです。

私たちは YouTube プラットフォームにおける多種多様な意見を尊重しており、ポリシー変更は実害の危険性があると考えられる点に絞って実施したいと考えています。

2月に既存の違反警告システムの枠を超えた新しい措置を発表しました。

この措置は、あるクリエイターの行為がコミュニティ全体に深刻な悪影響を及ぼす危険性がある場合に実施される可能性があります。

YouTube が目指しているのはコミュニティを強化することであり、こうした新しい措置はできるだけ行わないで済むことを願っています。

昨今、YouTuberの起こした行為が社会的に大きな問題となることが幾度とありました。

こうした社会的に重大な影響を与える事件を起こしたようなクリエイターにのみに適用されるポリシーの新設することを検討しているとの話もあります。

YouTube全体の利益を守るためにこうした基準は間違いなく必要です。

YouTube プラットフォームにおける嫌がらせ行為の中でも、特にコメントやスパムに対処する方法について、クリエイターの皆様から素晴らしいフィードバックが寄せられています。

新しいコメント管理ツールにより、クリエイターは公開前にコメントを確認できるようになりました。

この機能を有効にしたチャンネルではコメントの通報が75%低下しました。

この機能はまもなく、さらに10の言語でご利用いただけるようになる予定です。

チャットでも同じ機能を実装したため、クリエイターはすべての言語で不適切なチャット メッセージを確認のために保留できるようになりました。

5.学びと教育的コンテンツへの注力

YouTube は、教育分野においては特に、良い影響を与える大きな力を持っています。

今月は、YouTube の学習効果をハッシュタグ #YouTubeTaughtMe で確認しました。

たとえば、ニューヨーク在住のある男性は YouTube を利用してケーキを焼いたり、救急医療士になるための試験勉強をしたりしているそうです。

また、YouTube ではありのままの自分を素直に表現できるとツイートしているクリエイターも数多くいます。

YouTubeは教育コンテンツにチカラを入れています。

教育といっても学校教育のようなものだけではありません。

教育というものが「若い頃にするもの」から「生涯を通じて追求するもの」へと変化していくと考えているのです。

最後に、クリエイター アカデミーなどの無料のトレーニング リソースでは、クリエイターの皆さんが特に関心を持っているトピックを重点的に取り上げるよう努めています。

先日は、クリエイター アカデミーでクリエイターのバーンアウト(燃え尽き症候群)に関するマスタークラスを公開しました。

また VidCon では、クリエイターが安心して活動を続けられるようにする方法について話し合う座談会を主催します。

また、健康に関するをトピック取り上げたコースも初夏ごろに公開できるよう取り組んでいます。

教育系ほど世のため人のためになっている事が目にとってわかるコンテンツはありません。

2018年さらなる飛躍を狙うあなた!教育を勉強を面白く出来るアイデアを考えてみてはいかがでしょう?

今後の展望

私は毎日 YouTube コミュニティから刺激を受けています。

また、この2週間に皆さんからいただいた支援はさらに心に残るものでした。

YouTube はチーム全体でクリエイターの成功に向けて取り組んでおり、あらゆる面において皆さんのご意見を尊重したいと考えています。

今後も、改善の余地があると思われる点がありましたら、ご意見をお寄せください。

Susan Wojcicki

ここまで読んできて、いまのYouTubeは今後の更なる発展に向けたプラットフォーム健全化を目指しているのだと感じました。

プラットフォームの性質上、運営だけで健全化を図ることは出来ません。

だからこそクリエイターの皆さんとのコミュニケーションをより風通しの良いものにしようとしているのでしょうし、より明確な基準の整備を行なっているはずです。

またその背景には広告主の存在が見て取れます。

彼らに喜ばれるコンテンツを作り、配信する事が運営側にとってもクリエイター側にとっても命題となっているのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

トール

トール

kamui trackerの中の人の1人で、Twitterやメルマガにも出没します。 日課は寝る前のYouTube鑑賞です。

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