動画プロモーションによる世代ごとのマーケティングポイント

動画プロモーションによるコンテンツマーケティングを考える際、ターゲット層によるアプローチの違いを意識しなければなりません。本記事では、伸び続ける動画視聴について、世代の違いによる特徴を紹介。ターゲット層に合わせた動画プロモーションによるコンテンツマーケティングの重要性について解説します。

伸び続けるインターネット利用と動画視聴

総務省情報通信政策研究所の調査によると、平成24年の調査開始から5年間、一貫してインターネット利用と動画視聴時間は伸び続けています。平成28年の調査では、一番多く利用されているメディアは相変わらずテレビです。しかしリアルタイムでの平均利用時間が平日168.0 分・休日225.1分と、ともに減少傾向に。逆に、インターネットは平日99.8分、休日120.7分ですが増加傾向です。

10代20代ではインターネットの平均利用時間の方がテレビのリアルタイム平均利用時間を上回る逆転現象が起こってます。10代は特にその差が顕著です。


総務省情報通信政策研究所「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より

さらに、インターネット利用の中でも動画視聴時間は、休日1日の10代20代でソーシャルメディアに次ぐ時間を費やすまでに増加。


総務省情報通信政策研究所「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より


総務省情報通信政策研究所「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より

また、平成24年から28年の5年間でモバイル機器からのインターネット利用は一貫して増え続けています。

これからさらに増えることが予想される動画視聴時間。動画プロモーションによるコンテンツマーケティングの重要性は、今後も高まり続けることが予想されます。動画プロモーションを考える上で注目したいポイントは、年齢層によるインターネット利用の違いです。そこで、年齢層による動画視聴の特徴について、さらに深く見ていきましょう。

ネット系動画の視聴時間が長い10代~20代

今回の調査では、人数の抽出するに当たり、世代ごとの人数を現在の日本人口に占める割合に従っています。そのため全体を平均すると10代~20代の特徴が見えてきません。この世代にアプローチするためには、以下のポイントを抑えたいところです。

  • ネット系動画からのアプローチが有効
  • ソーシャルメディアの利用率が高いため、動画との連動は不可欠
  • モバイル機器利用が突出して高いため、モバイルでもスムーズに見えることが重要

10代~20代は、インターネット利用に関して、他の世代とは一線を画した特徴があります。この世代は、物心ついた時からすでにインターネットが普及していました。そのため、他の世代に比べてインターネットに費やす時間が非常に長い点が特徴です。

この世代では、ソーシャルメディア・動画・オンラインゲームまたはソーシャルゲーム利用がメイン。また、他の世代では視聴時間の短いネット系動画がよく見られており、テレビ系動画の視聴時間の約半分にまで達しています。

さらに、インターネット利用に使っている通信機器のトップはモバイル機器という点も、他の世代とは違う点です。


総務省情報通信政策研究所「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より

モバイルで視聴しにくい動画は敬遠される点にも気を付けなければなりません。

ブログやウェブサイトからのアプローチが有効な30代~40代

30代~40代に動画プロモーションのアプローチをかけるには、以下の傾向を押さえておきたいところです。

  • テレビ系動画の視聴時間が長い
  • 平日はブログやウェブサイトの閲覧が多く、SEO対策が有効
  • 休日に動画をよく見る傾向がある
  • PCからのインターネット利用が多い

30代~40代になると、ネット系動画の視聴時間は10代~20代に比べて半減し、テレビ系動画を休日によく見ている、という状況です。また、平日はブログやウェブサイトの閲覧が多く、ソーシャルメディアと同等の時間をかけています。


総務省情報通信政策研究所「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」より

このことから、この世代にアプローチしたい場合は、自社の公式サイトから動画への動線を作ることが重要です。

また、10代~20代に比べ、モバイル機器の利用よりも、PCからのインターネット利用が多い点も特徴のひとつです。特に平日は、日中職場での利用もあるためか、PC利用がモバイル利用の倍以上の利用時間となっています。休日はこの差が縮まりますが、PC優位に変わりはありません。

この世代では、ソーシャルメディアとブログやウェブサイトをバランスよく組み合わせるような動画プロモーションがポイントです。

動画よりもテキスト志向が強い50代~60代

最後に、50代~60代の傾向を見てみましょう。

  • テレビや新聞といった旧来のメディアが強い、特に60代は顕著にこの傾向
  • インターネット利用はメール、ブログやウェブサイトなどテキストベースがメイン
  • ソーシャルメディア、動画の利用率が低い
  • 50代はオンラインゲーム、ソーシャルゲームを楽しむ人も多い

この世代は、まだまだインターネット上での動画視聴時間は短い点が特徴です。テレビと新聞から多くの情報を得ている割合が高く、インターネット利用にかける時間も他の世代に比べ少ない傾向にあります。

この世代に動画を見てもらうには、テレビや新聞、メールや自社の公式サイトなどからのアプローチが有効でしょう。

世代の特性を押さえた動画プロモーションを行おう

最後に、もう一度インターネット利用と動画視聴の傾向についてまとめましょう。

  • 全体として、インターネット利用時間と動画視聴時間は伸び続けている
  • 若い世代ほどネット動画をよく見ており、モバイルの利用率が高い
  • 年齢層が高くなるほどテキストベースのインターネット情報をよく利用する
  • 世代ごとによく利用するサービスが異なるためアプローチの手法も変わってくる

ターゲット層を絞り込み、効果的な動画プロモーションを行うことが、コンテンツマーケティング成功の第一歩です。特に若い世代の傾向は、今後少しずつ主流になっていくと考えられるため、常にその動向をチェックしておきましょう。

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この記事を書いた人

かむなび編集部

kamui tracker公式ブログのライターです。 YouTuberやYouTubeマーケティングの担当者へ向けて、お役立ち記事を発信します。

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