【YouTuber必見】アカBANされる仕組みと原因

YouTube公式によってチャンネルが停止・削除されてしまうことは、俗に「アカBAN」と呼ばれています。
過去には「ラファエル」や「レペゼン地球」など、有名チャンネルがアカBANされ話題となりました。

アカBANをされてしまうと、今まで投稿した動画や積み上げてきた再生回数、チャンネル登録者が全て消えてしまいます。またチャンネルを立ち上げたとしても、再度収益化するには時間がかかりますし、ライトなファンは再度チャンネル登録をしてくれないかもしれません。
このようにアカBANのダメージは非常に大きいものになります。

この記事ではそんなアカBANがされる仕組みとその原因を紹介していきます。

YouTubeでアカBANされる仕組み

アカBANされる原因を一言でまとめれば、「YouTubeのルールを破る」ということになります。
YouTubeのルールは「コミュニティガイドライン」と呼ばれます。
YouTubeの利用者が投稿する動画やコメントなどは、基本的にこのコミュニティガイドラインに違反しない内容か検査されています。

公式によれば、YouTubeには現在毎分500時間もの動画がアップロードされています。それにコメントなどを合わせた膨大な量のコンテンツをチェックするのに、「機械による検査」「人による検査」の二重のチェック体制がとられています。

違反が検出されると、YouTubeから「違反警告」がチャンネルに出されます。YouTubeに登録しているメールアドレスなどに通知されます。
違反警告には以下の内容が記載されています。

  • 削除されたコンテンツ
  • 違反したポリシー(ハラスメントや暴力など)
  • チャンネルへの影響
  • 対処方法

参照元:YouTube公式(https://support.google.com/youtube/answer/2802032?hl=ja

最初の違反警告からアカBANされるまでの流れ

もし違反が検出されても、基本的にすぐにはアカBANされません。アカBANまでは以下の順序で違反警告が出されます。

  1. 事前警告
    特に機能の制限はされない
  2. 1回目の違反警告
    1週間の機能制限
  3. 2回目の違反警告
    2週間の機能制限
  4. 3回目の違反警告
    チャンネルの停止、削除

事前警告は初回の違反でのみ出され、永久的にチャンネルに残り続けます。一方でその後の違反警告は90日間チャンネルに残り、期間が過ぎるとリセットされます。
機能制限の期間と違反警告が残る期間は一致しませんので、その点は注意しましょう。

またあまりに重大な違反の場合は、これらのステップを飛び越えいきなりアカBANされることもあります。

それでは次に、アカBANされる原因を具体的に解説していきます。

アカBANの原因①コミュニティガイドラインの違反

先述したコミュニティガイドラインは、大きく以下の5つのテーマで分類されています。

  • スパムや欺瞞行為
  • デリケートなコンテンツ
  • 暴力的または危険なコンテンツ
  • 規制品に関するコンテンツ
  • コロナウイルス(COVID-19)に関する誤ったコンテンツ

このガイドラインに触れるコンテンツやコメントを投稿した場合、警告やアカBANの対象となります。
それぞれについて、具体的に解説します。

スパムや欺瞞行為

ここでは主に「視聴者を騙す行為」について記述されています。その行為は大きく以下の4つに分類されます。

  • 虚偽のエンゲージメント
    視聴回数やいいねを購入して無理矢理増やすなどの行為
  • なりすまし
    他のチャンネルの内容をコピーし視聴者を騙す、混乱させる行為
  • コンテンツ内のリンク
    違法性の高い外部サイトへのリンクを貼る行為、視聴者を騙しそのリンクを踏ませる行為
  • スパム、欺瞞行為、詐欺
    その他視聴者を騙したりデマ情報を拡散させる行為、または同じコンテンツやコメントを大量に投稿する行為

この欺瞞行為は「動画のタグを無理矢理大量につける」「内容に関係ないタイトル、サムネイル、説明で視聴者を釣る」といった行為なども対象になります。

また「Sub4Sub動画」と呼ばれる、いわゆる「相互フォロー」でチャンネル登録者数を増やそうとする動画や、金銭の享受などを仄めかす動画なども禁止されています。

デリケートなコンテンツ

ここでは主に「視聴者に不快な思いをさせる可能性が高いコンテンツ」について記述されています。そのコンテンツは大きく以下の4つに分類されます。

  • 子どもの安全
    児童ポルノや子供に危険な行為をけしかけるもの、または成人向けのコンテンツを子供向けかのように偽る行為
  • カスタム サムネイル
    性的なものやグロテスクな画像など、視聴者に不快な思いをさせる可能性の高い画像をサムネイルに設定すること
  • ヌードや性的なコンテンツ
    教育や芸術の目的の範囲外である、性的満足を目的としたヌードなどの表現
  • 自殺や自傷行為
    他者に自殺や自傷行為をけしかけるような行為

このテーマで指摘されるコンテンツには児童ポルノなど違法性が高いものも多く、そういったコンテンツの投稿は一度でアカBANされます。

一方でこのテーマに触れるコンテンツであっても、「メンタルヘルスへの理解を深めるために自傷経験を話す」「正しい性知識を広めるための教育的コンテンツ」など、しっかりとした文脈がある場合は違反対象になりません。

しかし、その判断は非常に曖昧なものであり、投稿者の意図がYouTube側に伝わらない場合も多く、投稿には非常に慎重になる必要があります。

暴力的または危険なコンテンツ

ここでは主に「他者に危害を及ぼす行為や、そのような行為をメインコンテンツとした動画」について記述されています。

  • 嫌がらせやネットいじめ
    他者を侮辱するコメントや動画、個人情報の暴露や個人を晒しあげるような行為
  • 有害で危険なコンテンツ
    命の危険が伴うチャレンジ動画や違法行為のやり方を教えるような動画
  • ヘイトスピーチ
    人種や国籍、宗教や身分に基づき他者を差別するようなコメント、または差別を扇動する動画
  • 暴力犯罪組織
    犯罪組織やテロ組織が作成した動画、またはそのような組織を宣伝したり加入を促したりする動画
  • 暴力的で生々しいコンテンツ
    暴力的なシーンのある動画やグロテスクな直接的な描写のある動画

特に日本では近年「ネットいじめ」と呼ばれる、匿名性を武器にネット上で他人を誹謗中傷するような行為が問題となっています。YouTube上でこのような行為をした場合、アカBANの対象となります。

また、YouTubeのコンテンツには「一般人がやらないことにチャレンジする」というものが定番の一つにありますが、このチャレンジが危険なものである場合は規制の対象になってしまいます。

規制品に関するコンテンツ

ここでは主に「法律などによって規制されているものをメインコンテンツとする動画」について記述されています。それらは大きく2つに分けられます。

  • 銃器に関するコンテンツ
    銃器を販売したり、取り扱ったりしている動画
  • 違法または規制対象の商品の販売
    規制対象の商品やサービスの利用を促進したり、アクセスを容易にしたりする動画

規制対象の商品やサービスには「アルコール」「タバコ」などの未成年の利用が禁じられているものや「オンラインギャンブル」「デートクラブ」などのサービスが含まれます。

コロナウイルス(COVID-19)に関する誤ったコンテンツ

現在世界で大きな問題となっているコロナウイルスに関して、各々が情報を発信することは基本的に許可されていません。誤った情報がYouTubeで拡散されてしまうと、大きな範囲で混乱を生じさせてしまうためです。

一方でコロナウイルスへの対処として世界的に認められているもの推奨する動画や、正しい医学的知見を元に意見を述べる動画は認められるケースもあります。

アカBANの原因②著作権侵害

アカBANとなってしまうもう1つの原因として、「著作権を侵害したコンテンツ」があげられます。
この違反は大きく2つのものがあります。

  • Content IDによる申し立て
  • 他の利用者からの通報

それぞれについて解説していきます。

Content IDによる申し立て

Content IDとは、著作権者が自分の制作物をデータベースに登録することで、YouTubeにアップロードされる動画に著作物が用いられてないか自動で検査できる機能です。
アップロードした動画はContent IDのデータベースによってスキャンされ、もし一致するものがあると「Content IDによる申し立て」が行われます。

この申し立てが行われると動画の音声が無効になるなど制限がかかりますが、直接的にアカBANの原因となることはありません。
しかし著作権を侵害している可能性は高いため、同様のコンテンツの投稿を続けると著作者に通報されてしまう可能性が高まります。

他の利用者からの通報

他の利用者があなたの投稿した動画に対し、YouTubeが定める正式な「著作権侵害による削除依頼」を出した場合、動画が削除されると同時に違反警告が出されます。
この違反警告はコミュニティガイドラインのものと同様で、90日間に3度の警告が出されるとアカBANの対象となってしまいます。

YouTubeの誤BANについて

先述したように、YouTube上の膨大なコンテンツを検査するのには機械が用いられています。
機械による検査ではある程度パターン化された違反を素早く検出できる一方、パターン以外の違反を漏らしてしまったり、検出ミスをしてしまったりします。

著作権に関するルールも人によって解釈が違ってしまうことがあり、ルールを守ってるつもりでも通報されアカBANされてしまうケースもあります。

このような正当な理由がないアカBANは総じて「誤BAN」と呼ばれています。
「誤BANされた」と考得られる場合は、YouTube公式に対し処遇について「異議申し立て」という再審査請求を行えます。

異議申し立てをする方法

アカBANをされる前の「違反警告」や「著作権違反によるコンテンツ制限」に対しては、YouTube Studioから異議申し立てを行うことができます。
違反警告が出された日から30日以内という制限がありますので注意しましょう。

一方でアカBANをされてしまうとYouTube Studioにもログインできなくなってしまうため、専用の異議申し立てフォームをYouTubeに対し送信する必要があります。

専用の異議申し立てフォームは以下のURLから開くことができます。
https://support.google.com/youtube/contact/accountdisabled

「ログインメールアドレス」と「チャンネルのURL」が必要になるため、万が一のためにこの2つは控えておくのがいいでしょう。

YouTubeのアカBANまとめ

YouTubeでアカBANされてしまう原因は、なにかしらルール違反があったためです。
「知らなかった」ということがないよう、YouTubeチャンネルを運用するのであれば一度、コミュニティガイドラインや著作権のルールを確認しておきましょう。

以下の記事ではより詳しくコミュニティガイドラインについて解説しています。合わせてお読みください。
必ず知っておきたいYouTubeの利用規約【YouTubeガイドライン】 | YouTube総合情報メディア かむなび

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