トッププレーヤーも使用する、ゲーム実況おすすめマイクとは
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ゲーム実況に必要な機材のひとつ、マイク。実況者の声をそのまま伝えるマイク選びは、視聴者に魅力あるゲーム実況を提供する上でも大切です。ここでは、YouTubeのトップゲーム実況者が実際に使用している、ゲーム実況におすすめのマイクをご紹介します。マイク選びに悩んでいる方も必見です。
RODE NT2-A
クリアな音質のコンデンサーマイクは数万円単位のものが多く、初心者はなかなか手が出せない…ということもありますが、一回買えば同じものをずっと続けて使えるメリットもあります。コンデンサーマイクの中でも、特に多くのゲーム実況者に使用されているのが「RODE」製のコンデンサーマイク。価格は2~3万円です。
「みやゆうの実況チャンネル」の「みやゆう」や「Gaming Kazu」の「カズ」が機材紹介動画の中で、使っているマイクとして紹介しています。マイクスタンドを立てて吊るして使うタイプです。コントローラーを両手で握った状態でゲームをしつつ実況しても、クリアな音質で声を拾うためゲーム実況にもぴったり。デメリットはやや価格が高いことと、マイク本体が重いためマイクスタンドが折れ曲がりやすいことです。カズはスタンドのみを輸入して購入するなど、快適に使える工夫をしています。
なお、コンデンサーマイクのためPCに音を出力するためのオーディオインターフェイスが必要です。「Roland QUAD-CAPTUER UA-55」が多くのコンデンサーマイクとセットで使われています。
Blue Microphones SPARK
「PockySweets」の「ポッキー」が使用しているコンデンサーマイクが「Blue Microphones SPARK」です。元々はできるだけ安いマイクを探して使用していたポッキーが、ゲーム実況を続けていく上で、もっと音質の高いマイクを求めて選んだ一本です。
ノイズフィルター付きで高音質を再現しつつも、ボディには鮮やかなオレンジ色を採用した、デザイン性も高いコンデンサーマイクです。なお、マイクスタンドは付属していないため、つり下げやスタンドで使用したい場合は別途購入しなければいけません。ポッキーはRODE製マイクスタンドを別途購入し、使用しています。
SHURE SM58
コンデンサーマイクは感度が高く音質も良好ですが、価格が高くかつ湿気や振動に弱いというデメリットがあります。多少声がこもった感じにはなりますが、マイク自体は丈夫でリーズナブルなダイナミックマイクでも、ゲーム実況には十分使用可能です。
ダイナミックマイクの中でも、「SHURE SM58」は「赤髪のとものゲーム実況チャンネル!!」の「赤髪のとも」が使用しています。オーディオインターフェイス「Roland QUAD-CAPTUER UA-55」と併用することで、ダイナミックマイクでもクリアな音質を再現しています。
ちなみに、前は動画作成用マイクとしても推奨されている「SONY エレクトレットコンデンサーマイクロフォン」を使用していましたが、ダイナミックマイクへ乗り換えをしました。
SONY ECM-PC60
「ぐっちの部屋」の「ミラクルぐっち」が使っている、イヤホンジャック接続タイプのマイク「SONY ECM-PC60」。元々ゲーム実況の機材にお金はかけないタイプで、2千円ほどで購入。
ピンマイクタイプのため、ゲーム実況の声をピンポイントで拾うマイクです。そのため、乗り換え前に使っていたUSB接続タイプの広角マイク「Blue Nessie」と比較すると、視聴者へ届ける声が聞き取りやすくなるというメリットがあります。ただし、イヤホンジャック接続タイプのため、そのまま使用すると音質はかなり悪いというデメリットも。そこで、ミラクルぐっちはUSBタイプのノイズキャンセラ「PLANEX PL-US35AP」を一緒に購入、PCとマイクの間に挟んでノイズをカットしています。PLANEX PL-US35AP自体も千円ほどのため、合計3千円ながらも十分ゲーム実況に使用できるマイクです。
SONY ミュージックビデオレコーダーMV-1
マイクではなくレコーダーですが、ミラクルぐっちがマイクへの乗り換え前に実況に使用していた機材です。3万円くらいで音質はとても良いのですが、レコーダーのため録音したデータが直接PCに保存されないというデメリットがありました。一旦レコーダー側で保存されたデータをPCに移す、という手間があったため、マイクへ乗り換えをしましたが、音質自体はゲーム実況にも十分使えるレベルです。
納得できるマイクを選べば、ゲーム実況も快適に
トップゲーム実況者も使用している、ゲーム実況におすすめのマイクをご紹介しました。マイク選びを怠ると、ゲーム実況にストレスが生じるだけでなく、「声が聞き取りにくい」などの理由で視聴者離れの原因にもなってしまいます。納得できるマイクを選べば、快適であるだけでなく、視聴者にとって魅力的なゲーム実況を提供できるようになるでしょう。