初心者も必見、YouTubeライブ配信のやり方や注意点
目次
簡単にライブ配信ができるYouTubeライブ機能を使えば、今すぐにでもライブ配信が始められ、視聴者とリアルタイムで繋がれるなどのメリットもあります。ここでは、初心者にも分かりやすいYouTubeライブ配信の手順付きのやり方、ライブ配信で得られるメリットについてご紹介します。
YouTubeチャンネルを登録、有効化する手順
YouTubeでライブ配信をするには、YouTubeチャンネルを用意しなければいけません。YouTubeチャンネルの登録方法と有効化の手順を見てみましょう。
YouTubeアカウントにログイン後、右上のメニューから「クリエイターズツール」をクリックします。
クリエイターズツールの左メニューから「チャンネル」を選択します。「ライブストリーミング」を選択し、中央の「始める」をクリックします。
アカウントの認証に入ります。電話番号を入力し、音声またはSNSから確認コードを受け取り、入力すればアカウント認証が完了します。YouTubeクリエイターツールより
ライブ配信用チャンネルのアカウントが有効になるまで約24時間かかります。24時間経過後、チャンネルが有効化されるとクリエイターツールでライブストリーミングが選択できるようになり、ライブ配信が可能となります。
各ツール別ライブ配信までの手順
YouTubeライブは主にパソコン、スマートフォン、ゲーム機の3つのツールで配信できます。ツールごとのライブ配信のやり方を説明します。
サーバーURLとストリーム名を確認する
YouTubeライブを始める時には、ツールごとにサーバーURLやストリーム名が必要になります。サーバーURLやストリーム名は、クリエイターツールのライブストリーミングをクリックすると確認できます。
なお、サーバーURLやストリーム名を知っていると誰でもライブ配信ができてしまいます。なりすまし防止のためにもサーバーURLとストリーム名が外部に漏れないように取り扱いましょう。
パソコンでライブ配信を行う手順
パソコンでYouTubeライブを行うには、カメラとマイク、ライブ配信ソフトが必要です。カメラとマイクはノートパソコンに内蔵されているものでも問題ありません。ライブ配信ソフトをインストールし、設定すればYouTubeライブが可能となります。
スマートフォンでライブ配信を行う手順
スマートフォンでは、YouTube公式アプリをダウンロードすると簡単にYouTubeライブが可能に。公式アプリの動画アイコンをタップし、「ライブ配信」を選ぶだけで、すぐにYouTubeライブ配信ができます。
ゲーム機でライブ配信を行う手順
ゲーム機にパソコンを接続すると、ゲームプレイ動画の録画が可能となります。さらに、Nintendo3DSやSonyのプレイステーション4など、一部のゲーム機にはゲームプレイ中の動画をYouTubeライブで配信できる機能が付いています。
例えば、プレイステーション4では、「Share」キーを押して「ゲームプレイをブロードキャストする」を選択すると、YouTubeを始め4つの動画配信サービスでゲームのライブ動画配信ができます。
YouTubeライブならではのメリット
録画動画配信とは違った性質を持つYouTubeライブを活用すれば、ライブ配信ならではのメリットも得られます。
時間がない人でも配信できる
録画動画は編集や準備などの用意が必要ですが、YouTubeライブはその場ですぐに動画配信ができます。動画作成のための準備をする時間や手間が取れない忙しい人でも、YouTubeへの配信が可能です。
リアルタイムなので臨場感が出る
リアルタイムを視聴者と共有できるため、ライブ配信ならではの臨場感が出せます。普段録画した動画を投稿している人でも、イベントとしてライブ配信を行えば視聴者と直接触れ合える機会として活用できます。
YouTubeライブを始める前に知っておくべきポイント
YouTubeライブはメリットが得られる反面、注意点もあります。初めてYouTubeライブを配信する前に知っておくべきポイントを見てみましょう。
事前準備と適切なツールを使う
YouTubeライブは、動画を録画して編集する手間がかからない反面、事前準備をしていないとライブ中に手間取ってしまい、コンテンツとして成立しないリスクがあります。おおまかなライブ配信の構成を組んでおくなど、事前準備をしておきましょう。
さらに、日常生活の中での気軽なライブ配信ならスマートフォンの公式アプリを使う、ゲーム実況をしながらのライブ配信ならゲーム機のブロードキャスト機能を使うなど、ライブ配信の内容に応じたツールを選べば、よりスムーズなライブ配信ができるようになります。
コミュニティガイドラインを遵守する
YouTubeでは、全世界の人が動画視聴や投稿、配信を楽しむための「コミュニティガイドライン」を設けています。以下のコンテンツを含む動画は、コミュニティガイドライン違反となりますので、YouTubeライブ配信時にも順守するようにしましょう。
・ヌードや性的なコンテンツ
・有害で危険なコンテンツ
・不快なコンテンツ
・暴力的で生々しいコンテンツ
・嫌がらせやネットいじめ
・スパム、誤解を招くメタデータ、詐欺
・脅迫
・著作権センター
・プライバシー
・なりすまし
・子どもの安全
・その他のポリシー
YouTubeライブを活用して、動画配信を楽しもう
初めてYouTubeライブを行うためのやり方から、ライブ配信のメリットやポイントを紹介しました。
- YouTubeライブはチャンネル登録とアカウントの有効化後に配信可能。
- YouTubeライブは配信の準備や手間がかからないため忙しい人でも配信できる、リアルタイムならではの臨場感が得られるメリットがある。すでに動画投稿をしている場合は視聴者との距離を縮める上でも活用できる。
- YouTubeライブを始める時は、事前準備や配信内容に合ったツールを選ぶ。さらにコミュニティガイドラインを遵守して配信する。
これらを踏まえて、YouTubeライブを始めてみましょう。