【セミナー報告】ティーン向けプロモーション成功の秘訣(VAZ社・TORIHADA社・エビリー共催)

イベントの概要

8月29日に株式会社エビリーは、VAZ社・TORIHADA社の3社共同で「ティーン向けプロモーション成功の秘訣」というセミナーを開催いたしました。
このセミナーの開催報告とともに、セミナー内で語られた「ティーンに受け入れられるプロモーション方法の秘訣」について迫っていきたいと思います。

登壇者

以下の3名の登壇者によるトークセッションがメインとなりました。

▶VAZアカウントユニットマネージャーでYouTuberタイアップ担当の繁田氏
▶TORIHADA取締役でショートビデオSNSプロモーション担当の熊野氏
▶ エビリーでkamui trackerのマーケター兼YouTube総合メディアかむなび運営責任者和田

特徴

本イベントは、アプリ業界のマーケティング・プロモーション担当者に向け、インフルエンサーマーケティングや動画マーケティングのリアルな実情を、異なる立場の専門家がトークセッション形式で語るというものです。
インフルエンサーを抱える「事務所」、案件を受けプロモーションの企画を進める「代理店」、データを提供し成果に貢献する「分析ツールベンダー」の3つの視点で論じました。
動画・インフルエンサープロモーションに携わる3名の視点から、ティーン向けのプロモーションの勝ち方を考えてまいります。

オープニングトーク:市場動向



トークセッションに先立ち、全体的な市場の動向について、弊社のkamui trackerのデータも用い解説いたしました。

上記のグラフは、期間を2017〜2018年の各上半期とし、アプリ/ウェブ系のタイアップ動画商品数を比較したものです。
このグラフからアプリ/ウェブ系のタイアップ動画の数は2016年から倍増し、2017−2018年にかけても緩やかに増加していることがみてとれます。
その中に含まれる※1ティーン向けアプリ/ウェブは2017年上半期まではほぼ同数でしたが2018年上半期では倍増していることがわかりました。

※1ティーン向けアプリ/ウェブについて主にSNS系、ライブ配信系、写真加工系、その他10代をメインターゲットとしたアプリ/ウェブについてエビリーが独自に調査。

 

加えてタイアップ市場の成長と合わせて確認したいのが、若年層から支持を得ているYouTuberのチャンネル成長度合いです。
VAZ社保有データより、ティーン向けの視聴者が多いチャンネルを6つ(スカイピース/ゆんちゃんねる/ねおチャンネル/きぬちゃんねる/ゆなちゃんねるMelTV)ピックアップし、2017年8月と2018年8月で合計登録者数を比較しグラフにまとめました。

また、合わせて6チャンネルの1年間での登録者数増減を算出したところ軒並み上昇していることがわかりました。

・スカイピース 109万→196万 1.8倍
・ねおチャンネル 20万→43万 2.2倍
・ゆなちゃんねる 32万→41万 1.3倍
・ゆんちゃんねる 5万→39万 7.8倍
・きぬちゃんねる 10万→35万 3.5倍
・MelTV 17万→45万 2.6倍

中には7.8倍と驚異的に成長したチャンネルもありますが、6チャンネルの登録者合計が約2倍になっております。VAZに所属している6チャンネルはもちろん、YouTuberは今でも若者から根強い支持を得ているインフルエンサーといって間違いが無いようです。

ここからはインフルエンサーを抱えるVAZ繁田氏からYouTuberプロモーションについて、ショートビデオSNSでプロモーションを仕掛ける熊野氏から成功するプロモーションの方法をご説明いただきました。

YouTuberプロモーション最大のメリットは”訴求時間の長さと深い製品理解”

YouTuberは若者に訴求力があるのはもちろんですが、特筆するべきなのは”訴求時間の長さと深い製品理解”だと考えているそうです。

YouTube上ではTrueView広告で同様に自社プロダクトの宣伝が可能ですが、過半数の視聴者はスキップをしてしまうのが現状です。

しかし、YouTuberタイアップとしてクリエイター自身にプロモーションをお願いすることで、訴求できる時間が5−10分と格段に増え、クリエイター自身の言葉でプロダクトの魅力を語るため説得力が増し、よりプロダクトの理解を深めることが可能です。

繁田氏によると、YouTuberタイアップの成功の秘訣は

①プロダクトとクリエイターの投稿内容がマッチしていること
②動画の内容をクリエイターの任せること

の2点を意識することが重要だとのこと。

投稿内容との相性の良さを無視し、チャンネル登録者のボリュームだけで判断することや

宣伝したいポイントや・フレーズなど具体的に決めることでクリエイターの自由度を下げてしまう行動は、「広告臭さ」を生み出す最大の要因で期待値ほど広告効果が生まれなくなってしまうようです。

仮に、過去にYouTuberタイアップで効果が芳しくない経験がある方はこの2点が要因に含まれているかもしれません。

ショートビデオSNSプロモーション最大のメリットは爆発的な認知拡大

 

今、最も若者に流行っているショートビデオSNSアプリは今後、有望な広告出稿先の1つとして台頭してくると予想できますが、どのような施策と相性が良いのかを聞きました。

このようなアプリが10−30秒ほどのショートムービーを集めたSNSという特徴を踏まえると、「商品の認知拡大」が最適であり、商品説明や理解はYouTuberプロモーションには劣るそうです。

そして、ショートビデオSNS上でプロモーションを成功させるには「いかに真似をしたくなるようなコンテンツを作れるか」にあります。

熊野氏によればショートビデオSNS上で流行っているコンテンツを紐解くと下記の4つの要素が含まれているそうです。

①掛け声(〇〇開始、はじめるよ)
②効果音(ちゅちゅちゅ など)
③アップテンポ
④可愛い声

キャスティングのポイントは※2エンゲージメントが高さと、コンテンツに合わせてインフルエンサーを起用するの2点です。
コンテンツとインフルエンサーの相性を考えることは、インフルエンサーマーケティングを行う際は外してはいけない項目であることがわかりますね。

※2ショートビデオSNS上のエンゲージメントとは、いいねされた数と真似された数

大事なのは包括的なプロモーションそして、振り返り

以上両氏からYouTubeとショートビデオSNSのプロモーションについて伺ってまいりました。

同じ動画共有型のSNSですが、投稿ハードルが格段に低く、認知拡大に大きなアドバンテージを持つショートビデオSNSと、インフルエンサー自体の言葉とコンテンツで製品理解を深いものにできるYouTubeは競合ではなく、包括的なプロモーションを共闘することが可能です。

 

そしてプロモーションを行う際には、一方的な広告配信で終わらせるのではなく、相互でコミュニケーションできるかが共感を生み出せるかが重要とのことでした。

また、当たり前ですがプロモーションの振り返りも行い、次の施策に繋げられるよう数字の管理も忘れてはいけません。

参加者の声

いかがでしたでしょうか。

当日参加者の方からは、

「実例も豊富でわかりやすかった」

「ショートビデオSNSなどの最新事例が知ることができ、ためになった」

「各SNSの特徴も踏まえ、どのプロモーションに最適なのかまで説明があり参考になった」

と嬉しいお声をいただきました。

今回のセミナーで感じたのは、インフルエンサー起用のプロモーションは、いかに広告とは感じさせず1つのエンターテインメントとしてコンテンツを昇華させることが成功の大きな鍵であることでした。広告主の方は「視聴者目線でのコンテンツ作り」を今まで以上に心がけることが大切になっていくことでしょう。

加えて、年々ティーン層の動画視聴・投稿のハードルは下がったことで新たな動画配信アプリが次々に誕生し、そのアプリで活躍する人気者が次世代のインフルエンサーになりうることも忘れてはいけません。

今後も目まぐるしく成長する動画・インフルエンサーマーケティング業界をチェックしなければなりませんね。

 

株式会社エビリーは、今後も「インフルエンサーマーケティングのデータ活用専門企業」として、随時セミナー等も開催してまいります。

次回のセミナー予定は東京ゲームショウ2018開催後に行う予定です。

準備が出来次第、随時情報をリリースいたしますので、ご興味ある方は奮ってご参加くださいませ。

なお、弊社が提供する分析ツール「kamui tracker」についてご興味をお持ちの方は、

是非下記から詳細をご覧ください。

▶ kamui trackerの詳細を確認する

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この記事を書いた人

ハルヒ

ハルヒ

今年入社の新卒社員。YouTubeを時間を1分でも増やそうと試行錯誤中。好きなYouTuberは、水溜りボンド、三納物語、とVTuber全般。

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