YouTubeで急上昇動画に入るために必要な事とは?

今回はYouTubeの急上昇動画(総合部門)についての記事を書きました。
おそらくこの記事を見ている方は「急上昇率95%」という言葉に反応してくださったのではないでしょうか?しかし、もしそうだとすればその期待に答えるような記事内容ではないと許していただけないと思っております。そのため今回はデータと知見を生かし自分の中で精一杯の分析をして見たつもりです。最後まで読んでいただけると幸いです。

急上昇動画とは

そもそも「急上昇動画」とは何かを最初に簡単に説明いたします。
YouTubeを開くとホームボタンの近くに炎マークのアイコンがあると思います。
急上昇動画とはそれをクリックすることによって見られる「流行り」の動画のようなものです。

ちなみにこれらの動画は一般的に15分ごとに更新されていきます。
YouTuberさんからしてみると急上昇動画に入ることにより、普段自分の動画を目にしない人たちにも動画が見られる可能性が生まれ、結果的にチャンネル登録者数の増加や再生回数の増加に繋がります。そのため多くのYouTuberさんは自分の動画を急上昇動画に入れることを目指しています。

急上昇動画になるためには?

ではどのような動画が急上昇動画になるのでしょうか?
YouTubeによると急上昇動画とは下記の定義付けがされています。

急上昇動画の定義
急上昇動画は YouTube や世界のトレンドを確認するのに役立ちます。急上昇動画の中には、人気アーティストの新曲や新作映画の予告編などの予測可能なトレンドもあれば、クチコミで人気が出た意外なトレンドもあります。急上昇動画には、さまざまな視聴者が楽しめる動画が表示されるようになっています。(YouTubeヘルプより)

また急上昇動画になるためには「基準」と「条件」があります。

基準は4つあり
・幅広い視聴者にとって魅力的
・誤解を招くサムネイルやタイトル出ない
・YouTubeや世界のトレンドを取り上げている
・驚きや目新しさがある

となっています。
この4項はYouTube上にあがっている動画(違法ではない)は基本的に満たしていると言えます

次に条件は
・視聴回数が多い
・視聴回数の増加率が高い
・視聴された地域
・動画の新しさ(斬新さ、希少性)

の4項があります。
こちらは先ほどと比べYouTube上の全ての動画がこれを満たしている訳ではありません。
つまりこの4つのポイントを抑えることが急上昇動画に入る「カギ」となります。

急上昇動画の秘密

             今回私は急上昇動画のデータを元に下記の仮説を立ててみました。
                                                               ↓
           「急上昇の条件を2項目以上クリアすれば急上昇率95%を超える
いきなりでなんのことだかわからないと思いますが
まずはこのグラフを見てください。


✴︎集計期間 2018 8/28~9/28 (クリエイターの急上昇動画数と急上昇率)

これは急上昇率(アップした全ての動画の中で急上昇動画に入る確率)が高いトップ10人のクリエイターをピックアップしています。
中でも上位4名は95%以上、トップ3に至っては100%の確率で急上昇動画に入っていることがわかります。少しみなさんの予想と違ったYouTuberが上位にきているのではないでしょうか?

ではなぜ彼らは超高確率で急上昇動画に入るのか?
詳しく分析していきたいと思います。

まずはじめに上位4名以外のクリエイターを見ていきましょう。
4位以降のクリエイターを見てみるとYouTubeを見る人なら必ず名前は知っているくらい有名な人たちが揃っています。
もう一度思い出して欲しいのですが急上昇の条件は4つあります。
・視聴回数が多い
・視聴回数の増加率が高い
・視聴された地域
・動画の新しさ(斬新さ、希少性)

彼らが急上昇に上がる仕組みは単純に視聴回数が多いことが言えるでしょう。しかし、ただそれだけだと有名なクリエイターであってもおおよそ50%しか急上昇動画に入らないことがわかります。
 ・視聴回数が多い
・視聴回数の増加率が高い
・視聴された地域
・動画の新しさ(斬新さ、希少性)

たまにYouTubeの急上昇に全く知らないクリエイターの動画が入っていることはないですか?
あの現象は急上昇の条件の1つである増加率が何かしらのバズりで急激に上がったためです。この増加率というものは再生回数が普段から多いYouTuberほどあげるのが困難になってきます。

例えば人気YouTuber ヒカキンがあげた動画は一日でおよそ15万回再生されました。(10/17)
そしてその翌日にあげた動画は30万回再生されました。この時の増加率は2倍ですね。

一方で急上昇動画に入った動画の中には一日での再生が3万回のものがありました。ヒカキンと比べると10分の1ですが、彼がその前日にあげた動画の一日の再生回数は6千回なので増加率でいうとヒカキンより高い5倍です。

つまりヒカキンが増加率で勝つためには単純に計算すると一日の再生回数を80万回近くにする必要があります。一日でこの視聴回数を稼ぐのはいくらヒカキンと言えども簡単ではありません。なので増加率の面だけで考えると人気YouTuberは不利となります。
(kamui tracker使用)

では有名なYouTuberの動画やバズった動画と違い上位4名はなぜ超高確率で急上昇動画に入るのでしょうか?
ここで一度仮説をおさらいいたします。
「急上昇の条件を2項目以上クリアすれば急上昇率95%を超える」
この2項目以上クリアというのが高確率で急上昇動画に入るみそだと考えています。

しかし2項目以上というのは思ったよりもハードルが高いことなのです。
先ほども少し説明しましたが、有名になり視聴回数の数が多くなるほど視聴回数の増加率を上げていくことは困難になります、また反対にたまたまバズり視聴回数が増え急上昇動画になってもそれを2度、3度続けるのは無名のクリエイターにとってはかなり困難です。

そこで大事になってくるのが「動画の新しさ」です。
・視聴回数が多い
・視聴回数の増加率が高い
・視聴された地域
・動画の新しさ(斬新さ、希少性)

急上昇の特徴

これは先ほどのランキングをより細かく見たものです。

✴︎集計期間 2018 8/28~9/28 (クリエイターの急上昇動画数と急上昇率)

これを見る限り、投稿頻度や取り扱っているジャンルには関連性は無いようです。
しかし1つだけ上位4名に共通している点があり、それは「動画の内容に専門性がある」ことです。
多くのYouTuberは毎日違うような内容の動画をあげています。しかし反対に彼らの動画は毎回の投稿が1つの内容に絞られているのです。

しかし、他に多くのYouTuberが存在する中で1つのジャンルに特化していると似たような動画をあげているYouTuberに埋もれてしまう危険性があります。
そのため多くのYouTuberは色んなジャンルの動画をあげることによりオリジナリティーをだし、他のクリエイターと差別化を計っているのです。

しかし、彼らがあげている動画はそもそも差別化する必要がないのです。
なぜなら彼らの扱っている内容は圧倒的に競合が少ないからです。
・視聴回数が多い
・視聴回数の増加率が高い
・視聴された地域
・動画の新しさ(斬新さ、希少性)

競合が少ないということは言い換えると動画の希少性が高いということです。

Goose houseの動画(平均視聴回数 720,866回)


✴︎集計期間 2018 8/28~9/28 (クリエイターの急上昇動画数と急上昇率)

これは音楽ジャンルの中でも楽曲のカバーなどをあげているクリエイターのランキングですが、2位以下と比べ登録者数に大きな差があり、3位との差は200万人以上です。またそもそもこのような内容を扱っているクリエイターは10人ほどしかいません。

つまりこれはかなり希少性の高い内容であると言えます。
(似たような動画をあげている人が少ない=希少性がある=動画の新しさ、斬新さ)
希少性は「動画の新しさ」に繋がります。
また圧倒的差で1位なので競合とぶつかることもありません。

これによるとGoose houseは
動画の新しさで1項目はクリア。
またそれだけでなく視聴回数も多いので2項目もクリアしていると言えます。

きまぐれクックの動画(平均視聴回数1,004,201回)


✴︎集計期間 2018 8/28~9/28 (クリエイターの急上昇動画数と急上昇率)

これは料理系動画の登録者数のランキングです。
しかしこれは先ほどと違い、トップ3にきまぐれクックの名前はないです。
しかも上位とかなりの差がついています。
トップ3名の登録者の数を見ればわかりますが、料理系動画の競合はかなり激しいと言えます。

ではなぜきまぐれクックは急上昇が取れるのでしょうか。
それは彼の動画の内容がただの料理ではなく魚料理が圧倒的な割合を占めているからと推測しました。
料理をあげているクリエイターで魚料理だけをあげているクリエイターは彼以外にはいません。

これが彼が急上昇に上がる秘密なのではと考えます。
魚料理というのは希少性があるので1項目クリア。
またそれだけでなく視聴回数も多いので2項目もクリアしています。

釣りよかでしょう。の動画(平均視聴回数320,843回)


✴︎集計期間 2018 8/28~9/28 (クリエイターの急上昇動画数と急上昇率)

先ほどのGoose houseと同じタイプです。
1位以下と比べ登録者数に大きな差があります、またそもそも釣り系の動画をあげているクリエイターは少ないです。
釣り動画という希少性で1項目クリア。
またそれだけでなく視聴回数も多いので2項目もクリアしていると言えます。

圧倒的不審者の極み!の動画(平均視聴回数3,400,219回)
彼は登録者数が100万人以上いるのに加え、動画の内容は包丁を研ぐ動画です。
言わずもがな他にこのような内容の動画をあげているクリエイターはおらず、
希少性で1項目クリア。
またそれだけでなく視聴回数も多いので2項目もクリアしていると言えます

結果(まとめ)

ここまで見てわかるように上位4つのYouTuberは急上昇の条件を2項目満たしていると推測できます。
・視聴回数が多い
・視聴回数の増加率が高い
・視聴された地域
・動画の新しさ(斬新さ、希少性)

彼らが狙ってやっているかどうかは定かではありませんが、動画の新しさという項目は増加率とは違い、有名になり普段の再生回数が多くなった後でも工夫次第で満たすことができます。なので一定数視聴回数を稼げるYouTuberであれば動画の新しさに焦点を当てることで2項目抑えることができます。これが高確率で急上昇動画を出せる秘密です。

以上で検証は終わりです。
ご精読ありがとうございます。

❇︎すでに人気のあるジャンルの中で動画の新しさを出すことは難しいのでGoose houseや圧倒的不審者の極みのように何か変わったジャンルを開拓したり、また人気ジャンルでも何かに絞って見ると、きまぐれクックのように希少性の高い動画を作ることができるかもしれません。自分だけのオリジナルのジャンルを生み、ある程度登録者数を増やせば急上昇率95%以上も夢ではないはずです。

もちろんそれ以外の理由もあると思いますが急上昇動画を狙っているクリエイターは是非一度この法則を試して見て欲しいです。

 

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