YouTubeの動画撮影におすすめのカメラや周辺機材

YouTubeに動画を投稿したい…でも、動画ってそもそもどうやって撮影するの?カメラ以外に照明やスタンドっているの?と、お悩みの人はいませんか?今回は動画撮影をこれから始めたい人、すでに始めたけどどうしたらいいか迷っている人に、撮影方法やおすすめ機材を紹介します。

動画撮影に必要なのはカメラだけ

極端な話をすると、動画撮影必要なのはカメラだけです。他の機材は動画を更に良くするためのスパイスと捉え、まずは動画撮影に最低限必要なもの、撮影の手順を考えましょう。

動画撮影の手順

動画撮影の手順はいたって簡単。ビデオカメラと被写体があれば成立します。自分が被写体になる場合、誰か撮ってくれる人を用意するかスタンドなどで固定する必要はありますが、基本的にひとりで撮影可能です。

なにかものすごく重要な機材やスタジオが必要なのでは?と思うかもしれませんが、まずカメラさえあればなんとかなります。たいていのビデオカメラは音声も同時に撮れるので、音声を別撮りするマイクなども必要ありません。

注意したいのは「撮影時間」です。長時間動画を撮ると、あとで編集するのがとても大変になります。動画ファイルは写真と違って容量がものすごく大きいのです。それをPCに読み込んで編集するとなるとかなり作業が苦痛になります。撮影はシーンごとに区切って撮影しましょう。

動画撮影のテクニック

ただ普通に撮っていても、いまいち動画がパッとしない…なんてことはないでしょうか。撮影の際にちょっとしたことを意識するだけで、格段にプロっぽい動画を撮ることができます。


014「プロも愛用!伝わるアングル撮影テクニック」撮影初心者でもプロっぽくなる小技

上記の動画内容を参考にしてみましょう。ここでは「被写体の位置」「アングル」「ズームイン・ズームアウトを使う場面」を解説しています。

まずは被写体の位置。画面を3分割して、3分割したときの縦の線と横の線が交差する部分に被写体がくるように撮影してみましょう。場面のバランスが格段によくなります。これは商品を紹介するときなどに有効な手段になります。

次にアングルです。単純に真正面から撮ると、写真のようにのっぺりした印象になりがちです。そこでナナメのアングルから撮影すると、奥行きが出て立体的になります。他にも、上から見下ろすアングル、下から見上げるアングルなどを使ってメリハリを使えるのもテクニックのひとつです。

最後にズームインとズームアウト。注意をひきつけたいときはズームイン・新しい情報を見せたいときはズームアウト…と、演出のために使うと効果的です。ただし多様は禁物なので注意しましょう。

自分に合ったカメラを見つけるのがポイント

撮影に必要なカメラにはさまざまな種類があります。用途や予算に合わせて自分に合ったカメラを探しましょう。ただし、動画投稿に耐えうる画質で撮影できるカメラである必要があります。

初心者にオススメのカメラ

初心者におすすめなのが、Canonの「EOS Kiss X7」。価格はAmazonで63,000円台。6万なんて高い…!と思うかもしれませんが、良い動画を撮るためには5万円は最低でもかかります。5万円台のものではSONYの「HDR-CX680」もおすすめです。

具体的な商品を紹介しましたが、選ぶときのポイントとして以下の点があります。

  • 画質が良い
  • 手ぶれ補正がある
  • 内蔵メモリがあってすぐに撮影できる

特に手ぶれ補正の精度は、撮影初心者にとって重要な部分。価格は気にしない、という人はこの点を注意して選んでみましょう。

コスパがいいカメラ

高いものがいいと分かっていても、使わない機能がたくさんでオーバースペックだとコスパが悪いですよね。

Canonの「PowerShot G7 X MarkII」はYouTuberもよく使用しており、コスパ重視の人におすすめです。この商品は自撮り撮影時、カメラのモニターを見ながら撮影できます。固定して使うときも、持ち歩いて自撮り撮影をするときも使いやすいカメラです。

屋外で撮影したい人にはこのカメラ

屋外で撮影する場合は「アクションカム」がおすすめです。アクションカムは普通のカメラより視野角が広く撮影でき、臨場感が出ます。

また、

  • 小型で軽い
  • 防水加工がされている

といったメリットがあります。自転車に取り付けて撮影しても全く邪魔にならず、マリンスポーツで水に濡れても問題ありません。このように、特定のジャンルでのみ絶大な力を発揮するカメラもあります。

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撮影にはカメラスタンドも必要?

カメラをテーブルの上に置いて真正面から撮影すれば、カメラスタンドは必要ありません。高さが足りなければ、台や本を置いて調節可能です。しかし多様なアングルから撮影したい場合や細かい調整をしたい場合、やはりスタンドは必要になってきます。

カメラスタンドが必要になる場面

上からのアングルで撮りたい場合。例えば料理動画やピアノの演奏動画などは斜め上からのアングルが多いですよね。誰かにカメラをずっと持ってもらえるならスタンドは必要ありません。でもその人員を確保するより、スタンドを買ってしまったほうが早いです。

また、自分でカメラを持って撮影できる場合でも、カメラスタンドを利用することで手ぶれを大幅に抑えることができます。手ぶれ補正では限界があるので、視聴者にとって見やすい動画を撮りたいのであればカメラスタンドを用意しましょう。

コスパが良いカメラスタンド

Amazonで1万円以下で販売しているVelbonの「EX-547」は、オイルフリュード雲台が使われている三脚です。雲台の動きがスムーズで、正面固定の撮影以外でも威力を発揮します。初めてビデオ三脚を買うという人にはコスパの良い優秀なスタンドです。

動画撮影はスマホだけでも可能

最近はスマホでも高画質な動画を撮ることができます。YouTubeに投稿されている動画にも、スマホで撮ったものは多いですよね。いろいろな機材を揃えるのが大変な人は、手始めにスマホで撮影してみましょう。

スマホだけで動画撮影する方法

スマホで撮影する場合、スマホを縦にするか横にするか迷うかもしれません。昨今はスマホに合わせて縦長動画も徐々に出てきました。それでもまだまだ横長サイズが主流です。したがって、スマホ撮影の場合は横にして撮ることをおすすめします。

動画の解像度設定も確認しておきましょう。フルHD撮影できるスマホも最近は多いですが、動画配信サイトでは容量に制限がかかることがあります。

撮影の際は、屋内と屋外で照明が違うためカメラの機能から調節するか、アプリを入れて調節します。

手ブレ防止対策

スマホで撮ると、どうしても手ブレが発生します。手ブレを防止するには、スマホ用の三脚を使うという手があります。移動しながら撮影したい場合はスタビライザーが有効です。

音にこだわりたいなら、スマホ用のマイクが便利

スマホにはマイクが内蔵されています。でもこのマイクは本来は通話のためのもの。高音域や低音域の収音はあまり期待できず、音割れなども発生しやすいです。音にもこだわりたい場合は、スマホ用のマイクを使用しましょう。

スマホ用のマイクはイヤホン端子に差し込んで使います。延長コードがついていて、スマホから離れた場所の音も拾ってくれるタイプもあるので、自分に合ったものを選びましょう。

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慣れてきたら照明を使ってみよう

プロの撮影の場合、カメラだけでなく照明機器を使っていますよね。最近ではYouTubeの動画でも照明機材を使う人も増えてきました。

照明機材を使う理由とは

照明機材を使う理由は、動画の品質を上げるためです。部屋の中で撮影したら、なんとなく暗くなってしまう…という経験はありませんか?特に夜に撮影する場合、照明機材がないと明るさが足りません。

LEDが主流、照明機材の種類

ひとくちに照明といっても「LED」「蛍光灯」「白熱灯」に分かれます。数年前はLEDは光が弱く値段も高く照明としてはイマイチでした。しかし今では十分に照明機材として使用できるようになり、発熱がなく寿命が長いぶんコスパがよいです。

Amazonなどで2,000円~3,000円ちょっとで買えるものが多いので、明るさが足りないと思う人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

オススメの照明機材紹介

オススメの照明は「NEEWER CN-160 LED ビデオライト」。電球の数は160。単三電池6本で動くため、バッテリーを持ってない人でもすぐ使えます。価格もAmazonで2,000円台とリーズナブル。

もう少し明るさにこだわりたい人は、600球LEDの「YONGNUO 600 LEDビデオライト」もオススメ。こちらはAmazonで8,000円台とちょっと高くなりますが、これ1つで十分に部屋全体を明るくできます。

まずはカメラで撮ってみてから考える

以上、カメラ、スタンド、照明など、動画撮影に必要な機材の紹介でした。撮影初心者の人は、最初からすべて買い揃えるのではなく、まずは身近なスマホで動画を撮ってみましょう。そこから、やはりいいカメラが欲しいと思ったら高性能なカメラを。明るさが足りないと思ったら照明を。スタンドがやっぱり必要だと感じたらスタンドを…と、周辺機器を足していくことをオススメします。

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