YouTuberタイアップとは?メリット・デメリットを含め解説

YouTuberが「提供:◯◯」という形で商品やサービスを紹介する「タイアップ動画」があります。YouTuberを起用した新たなマーケティング方法のひとつで、ここ数年でタイアップ動画の数は大幅に増加しました。そこで今回は、YouTuberタイアップとはどのようなもので、どんな商品なら向いているのか。またYouTuberを起用するメリットやデメリットを解説していきます。

そもそもYouTuberタイアップとは?

YouTuberタイアップとはどういうもので、ブロガーやインスタグラマーとどう違うのかを見てみましょう。

消費者の購買意欲向上などにアプローチするタイアップ

YouTuberタイアップとは、YouTuberが企業とタイアップし、企業の商品やサービスを宣伝する新たな広告スタイルです。消費者が商品を買う際に、ブログやTwitterなどの情報を参考にすることはよくあります。現在は、SNSでの口コミだけではなく、動画で実際に商品の使い勝手などを見たい人も増加。YouTuberとのタイアップで商品やサービスの認知度が格段に上昇した例もあります。

YouTuberをマネジメントする事務所UUUMが、2018年1月12日に発表した「YouTuberを活用したタイアップ動画の態度変容効果を検証」を見てみましょう。

UUUM(ウーム)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:鎌田 和樹)は、YouTube視聴ユーザーの男女1,195人に対し、タイアップ動画に関してアンケート調査を実施し、態度変容効果の検証を行いました。

調査対象 :全国の12歳〜39歳の男女
有効回答数 :1,195サンプル
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2017年11月

YouTuberを活用したタイアップ動画の態度変容効果を検証

事例の中のひとつ、株式会社タカラトミーの「うまれて!ウーモワォ」では動画を見た人の購入意欲は82.4%で、動画を見ていない人の購入意欲は36.2%と大きな差が開いていることがわかります。

また、新しくリリースした「KiiiN」というポイントアプリの認知度も、動画を見た人は48.3%、見ていない人は10.6%と4倍以上差が出る結果に。

宣伝にYouTuberを活用することで製品の認知度、購買意欲、興味関心のポイントを大幅に引き上げることに成功しています。

インスタグラマーなどのこれまでのインフルエンサーとの違い

商品を有名人に宣伝してもらう手法は、まだ動画サイトがなかったブログ時代からありました。今でもブロガーや、Instagramでフォロワー数が多く強い影響力を持つインスタグラマーが企業とタイアップして商品を紹介しています。

このように、世間に大きな影響を与える人たちのことを「インフルエンサー」と呼び、このインフルエンサーを起用した宣伝方法を「インフルエンサー・マーケティング」と呼んでいます。

YouTuberがこれらのSNSインフルエンサーたちと一番違う点は、動画がメインという部分にあります。文字だけ、写真だけでは伝わりにくい商品やサービスであっても、実際に使用しているシーンを動画で視聴してもらうことで、商品の理解を深めることができます。

もちろん、InstagramやTwitterでも動画を投稿はできます。しかし投稿できる動画サイズに限りがあり、ごく短い動画・画質が落ちる動画になりがちです。YouTubeであれば、高画質で時間制限を気にすることなく宣伝ができます。

YouTuberタイアップに向いている商品やメリット・デメリット

YouTuberタイアップには商材ごとに相性があり、向いているもの向いていないものなどがあります。

相性が良い商品と悪い商品の例

YouTuberタイアップと相性の良い商品、サービスは以下のようなものがあります。

  • 食品
  • おもちゃ、こども向け商品
  • ゲーム
  • コスメ、美容

食品系はテレビにグルメ番組が多いことから見ても分かるように、動画で解説するYouTubeとの相性は良いです。また、YouTuberの視聴者層は若い世代やこどもが多いため、こどもに対して訴求力のあるおもちゃ系も、こども系YouTuberを起用することで絶大な効果を発揮します。さらにゲーム系と美容系は動画と非常に相性が良いジャンルです。

ゲームの場合「YouTubeでプレイ動画を見て面白かったから買ってみた」という人は少なくありません。マルチプレイでYouTuberと対戦したり、ライブ配信でYouTuberがクリア中に自分も同じゲームをクリアしたり、YouTuberと視聴者が同じ目線で楽しめるジャンルです。

コスメ紹介やメイクのテクニックを紹介する美容系商品も、美容系YouTuberとコラボをすることで広告効果は絶大です。特に美容系は「YouTuberに興味はないけどメイク方法を知りたいから見る層」が存在します。美容系YouTuberのファンはもちろんのこと、商品名やメイク方法を動画で探す人たちは興味関心や購入意欲が高いため、購入の決め手になることが多いのです。

逆に向いていない商品やサービスはあるのでしょうか?基本的にYouTuberとタイアップして効果が得られにくい商品は少ないですが、中には向いていないものも存在します。

  • 動画をあまり見ない高齢者向け商品
  • ターゲット層が狭いもの
  • YouTuberのイメージを損ねるもの

YouTuberのイメージを損ねるものは、そもそもタイアップを断られてしまいます。また、YouTubeの規約に触れる内容のものは当然タイアップできません。

ターゲットが狭い商品は欲しがっている層がそもそも少ないため、その商品に精通しているYouTuberでないと大きな効果は得られません。逆にGoogleなどのリスティング広告のほうがピンポイントでターゲットに宣伝でき効果があります。

若年層には絶大な効果を発揮

ターゲットとなる年齢層が若いほうがYouTuberタイアップの効果は大きくなります。YouTuberを見ているのは若年層が多く、特に10代はテレビよりも視聴したいときに視聴できるYouTuberの動画を好む傾向が大きいです。

今後YouTuberを見て育った世代はどんどん大人になっていきます。そうなれば、子供から大人までYouTuberタイアップが大きく影響することになるかもしれません。

YouTuberタイアップにはデメリットもある

ここまでYouTuberタイアップのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットも存在します。これは「YouTuberだからデメリットがある」というより、そもそもインフルエンサーを利用することにデメリットがあります。

自社製品の広告を自社で作って宣伝する場合、内容をコントロールすることが可能です。一方でインフルエンサーとタイアップした場合、その内容はある程度インフルエンサーに任せる部分が大きくなります。そのため、YouTuberのリアルな商品の感想や視聴者にウケるような動画作りと、企業の保ちたいイメージとの両立が難しいケースがあります。起用するYouTuber選びはもちろん、企画をどこまで任せるかの線引きは慎重に行わねばなりません。

さらにYouTuberの場合、YouTubeの規約に触れるかどうかという問題も出てきます。投稿時はYouTuber自身や宣伝内容、商品に問題がなくとも、YouTubeの規約変更により規約違反に該当する動画になってしまうことも。そうなると動画が消されてしまう恐れがあるので、そのあたりは常に頭に入れて置く必要があります。

メリットとデメリットを考えてYouTuberタイアップを

最後に、YouTuberタイアップをする場合、企業は何を注意したらいいかを以下にまとめます。

  1. コスメや料理、ゲームなど、YouTuberによる宣伝効果が得られやすいジャンルであるか
  2. 商品のターゲットが若年層など、YouTubeを見る年齢層であるか
  3. 依頼するYouTuberはきちんとした情報を伝えることができ、さらにマーケティングに関しての知識もあるか
  4. そもそも宣伝したい商品がYouTubeの規約違反に該当しないものかどうか

上記を考慮して、タイアップを検討してみましょう。

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この記事を書いた人

かむなび編集部

kamui tracker公式ブログのライターです。 YouTuberやYouTubeマーケティングの担当者へ向けて、お役立ち記事を発信します。

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